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NJWindow(J)



以下に書くのは少し調べた結果のメモにすぎません。

「組織(論)」に関する社会学の辞典に批判・問題として官僚制
bureaucracy が挙げられています。マックスウエーバーが指摘。

簡単にリストアップすると具体的には次のような項目が見えます
 
1 縁者(身内)びいき nepotism
2 腐敗 corruption
3 説明責任の回避 ←→ 透明性
4 能力主義 < 寡頭政治
5 組織としての利害 interest と存続追及
6 環境(時の経過、取り巻く社会)への適応をはかる

以上のような組織の持つ性向が教会にも当てはまる可能性があり
ます。組織として自然なものもあります。

組織としての教会に批判の矛を向けている人たちは上記の項目に
具体例を当てはめて敷衍することができることでしょう。

私は、むしろアメリカの市民個人と国家としてのアメリカの言動・
振る舞いの違いに相当する見方を持ちたいと思っています。
 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (金豚)
2007-12-21 20:01:06
人のための組織か?組織の為の人か?


どっちなんでしょうね??

絶対的な支配者が居て、
なおかつ、参加者自信が運営者となる・・。

この相矛盾する存在が一つの組織の中に同居しているのがモルモンじゃ無いですか?

実行的には、会員による運営なのですが、その実行者が責任は持たされても、組織運営の根本的な内容を決定する権限が持たされない。

その辺がモルモンと言う組織の特徴じゃ無いですか?
 
 
 
矛盾が特徴とすれば残念 (NJWindow(矛盾するベクトル))
2007-12-23 18:52:08
トップダウンの性格が明白な中央集権的組織に、下部組織は参加者による運営という構図には確かに矛盾が生じ得ます。ボトムアップで新しいプログラムやアイデアが吸い上げられることは、特に外国にあってはほとんど皆無であると思います。

上からの指示と末端における会員による運営にはご指摘のように矛盾するベクトルが同居する場合が生じます。

残念ながら特徴の一つという指摘に異議ありません。組織の持つ制約?。

(これに一部関連して、別に記事を投稿予定です)。
 
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