ライトノベルはほとんど読まないのですが、ジャンル(なのか?)の方法論には大いに興味があります。小説を、ストーリーや世界設定などでなく、おもにキャラクターへの萌えで楽しむようになったのは凄いことだと思う。
ところで今日の会場について、私は早とちりし、恵比寿区民会館とばかり思い込んで、最初はそちらに出向いたのでした。ところが、やってない。
仕方ないので家に電話して家族に調べてもらい、改めて原宿駅徒歩5分あまりの千駄ヶ谷区民会館へまわったのですが、雨の中をあちこち歩いて足元はビチョビチョ。「こんなことなら、ゴム長で来るんだった……」と激しく後悔したものです。
当初はゴム長で出かけるつもりだったのです。ところが、それを聞いた家族2名が「お願いだから、それだけはやめて!」と泣いて訴える。仕方がないので、スニーカーに変更したのでした。
雨の日はゴム長――かつてはこれが日本人の正装だったはず。それが恥になる日がこようとは……。日本人は文明生活を忘れようとしていると思います。
夕暮れの散歩は野川を下って、狛江にあるホームセンター方面へ。
帰途、川を見下ろすと見慣れないカメが泳いでいます。差し渡し30センチほどの甲羅は薄茶色で、首がやたらに長い。「何だろう?」と思いながらデジカメを向けました。
このところ野川にはワニガメやカミツキガメが出没するようで、そういう物騒なやつだと嫌だなと思いましたが、帰宅して調べてみると、どうやらスッポンのようです。夜、餌を求めて活動すると書いてありますから、きっと出かけて来て間もないところだったのでしょう。岸の窪みなどを探っていたのは、虫かカエルを探していたんですね。
しかし、スッポンがいるとは。野生でしょうか。それとも、どこかで飼われていたのが逃げ出した?
ちょっとびっくりの遭遇でした。下のサムネイルをクリックするとムービーが見られます。
このところ梅雨空つづきで市民プールへ行く気になれません。もうオープンして3日も経つんだけどなあ……。
夕方の散歩は天神さま経由。5日前に書いたとおり、境内の古木にアオバズクが来ているので、それを観察したくて。
行くと、今日は先客がいませんでした。1人で高い枝を探してみるのですが、なかなか見つかりません。
そのうち、すぐそばの電通大の学生さんでしょうか、若い女性が2人でやって来て、枝を見上げだしました。そして、すぐに「いた、いた!」といって、1人がバッグから双眼鏡を取り出しました。口径50ミリぐらいの巨大な双眼鏡です。
「こんなデカいものを持ち歩いているのか!」とびっくりしました。たぶん、アオバズクを見るために持参してきたのでしょうね。
彼女たちが見ている方向へ視線をやると、ようやく私にもオアバズクが見えました。先日よりは少し南寄りの枝にとまってじっとしています。1羽だけで、鳴き声もあげません。
午後6時といえば、まだ日没前なので、アオバズクの活動には早いのでしょうね。今度、機会を見つけて夜、行ってみなくては。そうしたら鳴き声も聞こえるでしょうし、子育てをしているかどうかがわかるかもしれません。