惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

アオバズク夫妻

2007-07-15 20:27:01 | 自然
 台風4号、当地は雨、風ともに大したこともなくホッとしました。

 夕方、台風余波という感じで時折り雨の降る中を天神さまへ。
Aoba0707b  先日から境内のシラカシの古木にいるアオバズクをまた見たくて出かけたのですが、今日は幸い、2羽を確認することができました。やや離れた枝にじっととまって、時おり羽づくろいをしたり、あたりを見回したりしています。
 写真は2枚を合成してみました。つがいであることは間違いないでしょうね。しかし、どちらがオスで、どちらがメスなのか。さっぱりわかりません。

 卵はこれから孵すのでしょうか。この夏の楽しみが増えました。


ライトノベルの勉強

2007-07-14 20:00:11 | 本と雑誌
 午後、雨の中を千駄ヶ谷区民会館まで出かけ、SFファン交流会7月例会「ライトノベル〈超〉対談」――出演:新城カズマさん(作家)+宇佐見尚也さん(ライター)――を聴講。
 ライトノベルはほとんど読まないのですが、ジャンル(なのか?)の方法論には大いに興味があります。小説を、ストーリーや世界設定などでなく、おもにキャラクターへの萌えで楽しむようになったのは凄いことだと思う。

 ところで今日の会場について、私は早とちりし、恵比寿区民会館とばかり思い込んで、最初はそちらに出向いたのでした。ところが、やってない。
 仕方ないので家に電話して家族に調べてもらい、改めて原宿駅徒歩5分あまりの千駄ヶ谷区民会館へまわったのですが、雨の中をあちこち歩いて足元はビチョビチョ。「こんなことなら、ゴム長で来るんだった……」と激しく後悔したものです。

 当初はゴム長で出かけるつもりだったのです。ところが、それを聞いた家族2名が「お願いだから、それだけはやめて!」と泣いて訴える。仕方がないので、スニーカーに変更したのでした。

 雨の日はゴム長――かつてはこれが日本人の正装だったはず。それが恥になる日がこようとは……。日本人は文明生活を忘れようとしていると思います。


スッポン?

2007-07-13 21:12:28 | 自然
 今日も梅雨空。台風4号の動きが気になります。

 夕暮れの散歩は野川を下って、狛江にあるホームセンター方面へ。

Suppon0707  帰途、川を見下ろすと見慣れないカメが泳いでいます。差し渡し30センチほどの甲羅は薄茶色で、首がやたらに長い。「何だろう?」と思いながらデジカメを向けました。
 このところ野川にはワニガメやカミツキガメが出没するようで、そういう物騒なやつだと嫌だなと思いましたが、帰宅して調べてみると、どうやらスッポンのようです。夜、餌を求めて活動すると書いてありますから、きっと出かけて来て間もないところだったのでしょう。岸の窪みなどを探っていたのは、虫かカエルを探していたんですね。

 しかし、スッポンがいるとは。野生でしょうか。それとも、どこかで飼われていたのが逃げ出した?
 ちょっとびっくりの遭遇でした。下のサムネイルをクリックするとムービーが見られます。

スッポン

続アオバズク

2007-07-12 20:22:35 | 自然
 今日は家の近くの公園横の電線にムクドリの群がとまっていました。

 このところ梅雨空つづきで市民プールへ行く気になれません。もうオープンして3日も経つんだけどなあ……。

 夕方の散歩は天神さま経由。5日前に書いたとおり、境内の古木にアオバズクが来ているので、それを観察したくて。
 行くと、今日は先客がいませんでした。1人で高い枝を探してみるのですが、なかなか見つかりません。
 そのうち、すぐそばの電通大の学生さんでしょうか、若い女性が2人でやって来て、枝を見上げだしました。そして、すぐに「いた、いた!」といって、1人がバッグから双眼鏡を取り出しました。口径50ミリぐらいの巨大な双眼鏡です。
 「こんなデカいものを持ち歩いているのか!」とびっくりしました。たぶん、アオバズクを見るために持参してきたのでしょうね。

 彼女たちが見ている方向へ視線をやると、ようやく私にもオアバズクが見えました。先日よりは少し南寄りの枝にとまってじっとしています。1羽だけで、鳴き声もあげません。
 午後6時といえば、まだ日没前なので、アオバズクの活動には早いのでしょうね。今度、機会を見つけて夜、行ってみなくては。そうしたら鳴き声も聞こえるでしょうし、子育てをしているかどうかがわかるかもしれません。


ムクドリたち

2007-07-10 20:40:59 | 自然
 梅雨空。
 散歩の帰途、野川にかかる一の橋を渡ろうとして上を見ると、電線に無数のムクドリたちが止まっている。およそ200羽はいたんじゃないでしょうか。

Mukudori0707  いったいどうしたのだろうと立ち止まって見ていると、彼らはいっせいに飛び立ち、すぐ近くに川岸に舞い降りました。
 川岸は夏の草刈りが終わったばかり。ムクドリたちは草の株の間や泥の中をせっせと突っついています。餌になる虫たちがたくさんいるのでしょう。

 それにしても、こんなに大きな群をつくるということは、もう子育てが終わったということなのでしょうか。これから秋にかけて、ムクドリの大群が渦巻くように空を飛びまわるようになるのですね。