今朝、目覚める前、夢の中で小説を読んでいました。昼間、いいかげん本を読んでいるのに、まだ読み足りないのかしらん？
読んでいたのは、テッド・チャンの新作短篇。ＳＦです。
「う～む、なるほど」と感心しながら読んでいた覚えがあります。内容は人類の新たな進化に関するものなのですが、靴が登場していましたね。
なぜ靴が進化と関係する？ そこがテッド・チャンの見事なところで、一見無関係なものから、人間が新たなステージに到達する道筋を示してくれていたようなのです。これ以上は、具体的内容は不明。あとは自分で考えればいいのでしょうが……。
この夢をヒントに小説を書いても、自分のものとは思えないかもしれないなあ。
〈ナンクロメイト〉８月号（マガジンマガジン）が出ました。本の紹介ページで、横田順彌『押川春浪回想譚』（出版芸術社）、小林光『エコハウス私論――建てて住む。サスティナブルに暮らす家』（木楽社ソトコト新書）、南天美保『空猫の森のナツミ』／『 〃 Ⅱ』（エンターブレイン・ビーズログ文庫）を取り上げています。