毛狐の牡丹

　今日から５月。
　とはいえ、午後から雨が降り、寒いのです。最高気温はお昼前に 15.3℃（隣町アメダス）だったそうですが、午後は 10℃ちょっと。セーターを引っ張りだして着ました。

　朝、曇っているうちに市民農園でスイカの畝立て。だんだん夏の畑が出来上がってきました。

　夕方は冷たい雨の中を散歩。

　深大寺に行くと、連休中の日曜日とはいえ、雨の午後５時過ぎ。さすがに人影はありません。
　水神苑わきの水路にキツネノボタンが咲いていました。

　あとで調べてみると、これはケキツネノボタンの方ですね。
　種子の集まった「そう果」のトゲトゲがすんなり伸びています。キツネノボタンはトゲトゲの先が鉤状に曲がっている。

　子どものころは「狐の釦（ぼたん）」だと思い、キツネのシャツやコートにこんな花を使うのかなと想像していました。
　そうではなくて「牡丹」なんですね。人間が大ぶりな牡丹の花を愛でるように、キツネはこれぐらいの大きさでも立派な花だと思うというのでしょうか。
　いずれにせよ、可愛い花だし、可愛い名前です。