雨の中、荷物を自転車にくくりつけて、宅配便の集配所へ。もちろん、傘差し運転ではありません。自転車用のポンチョを着てゆきました。
荷物にも、濡れないようにビニールシートをかぶせなきゃならないし、もう大変。早く晴れてくれぇ。
夕食後の演芸タイムは初代・金原亭馬の助「しの字嫌い」。
ゲン担ぎで「し」のつく言葉を使わないことがあるという。旦那は、奉公人の清蔵の言葉遣いが悪いので、それを正すため、「し」の字を使うとご飯を食べさせないと言い渡す。その代わり、旦那の方が「し」を使うと、お金でも何でも、そこらにあるものをやろう、と。
言葉を正す教育というより、意地悪ゲームのようなものですな。旦那は清蔵が「し」と言うように、あれこれ策を巡らすものの……。
ついつい使ってしまいそうになるのを、「あぶない、あぶない」と、2人が踏みとどまりながら話をすすめてゆく、そのスリルとバカバカしさ。ついつい引きずり込まれてしまいます。どうでもいいことにムキになるのは、落語の定番。
馬の助師匠の、田舎者言葉は豪快で、傍若無人な感じが出てていいですね。ただ、この人のしゃべりだと、あまりややこしい性格の人物は描写しづらかったのかも。いつかテレビで観たことがあるような気がします。
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