ヒヨドリ対策に着手。
そろそろスナップエンドウの種蒔きなので、芽生えをヒヨドリに食い荒らされないようにしておく必要があります。
やつらは必ずエンドウの芽を狙ってくるのです(キッパリ!)。
種の入った袋にも「本葉展開まで鳥害に注意」とあります。
ポットで苗を育てるつもりなので、ポットを入れる箱を用意。そして、その箱をネットで覆うことに。
太めの針金をアーチ状にして「屋根」の骨格をつくり、その上にネットを張りめぐらしました。
これで、ヒヨドリも手が出せまい。
以下は、ジェニファー・ダウドナ『CRISPR(クリスパー)――究極の遺伝子編集技術の発見』(櫻井祐子訳、文藝春秋)を読んでいて驚いたことのひとつ。
この本に書かれている遺伝子編集技術「CRISPR―Cas9」は、細菌を食らうバクテリオファージから身を守るために、細菌自身が発達させた免疫機構を利用したものですが、話の過程でファージと細菌の戦いが大変なものであることをさらっと書いてあります。
それによると、「地球上には細菌よりも、それを感染させるファージの方が多く存在」していて、細菌よりもひとケタ上の数――つまり10倍ものファージが存在する。そして、「海中だけをとってみてもファージによる致死的な感染で毎日全細菌の40パーセントが死んでいる」というのです。
多細胞生物以上に激しい生存競争が、細菌など単細胞生物においても繰り広げられているのですね。
当然のことなのかもしれませんが、言われるまで、考えてもみませんでした。
こんなにも厳しい生き残り競争の結果が、今の地球の生態系なのかと思うと、感慨がまた新たになります。命があるってことは、それだけで大変なことなんだ。
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