朝、パティ・スミスさんが「はげしい雨が降る」を歌うのを、ネットで見ました。
いい歌を、素晴らしい歌唱で聴けて、感激。
パティ・スミスさん自身、詩人ですよねえ。詩の朗読のレコードを出していなかったっけ。少なくとも、そのような「曲」はありました。
ボブ・ディランさん本人の挨拶も読みました。
おしまいの部分には次のように書かれています――
- Not once have I ever had the time to ask myself, "Are my songs literature?"
So, I do thank the Swedish Academy, both for taking the time to consider that very question, and, ultimately, for providing such a wonderful answer.
シェイクスピアは自分の作品を「文学」かどうか、考えたりしなかったにちがいない、という文章に続けての結びの言葉。
言葉は、本来、声によって伝えられるものだという原点に帰ることで、文学とは何か、に対する問いかけにも、今回の授賞は、なっているのだと思いました。
仕事をしながらエラフィッツ・ジェラルドの歌を聴いていたら、「Give a Little, Get a Little」のところで、「ん?!」と思いました。
今年、大きな話題になったあの曲に似ているなあと感じたからです。
いや、ただそれだけのことですけどね。
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