午後、自転車で都立多摩図書館へ。
我が家からは片道13.5キロぐらい。野川沿いに北西へ野川公園まで3.5キロ。その後は、ほぼ西へ一直線のルートをとることができます。多磨霊園を突っ切り、農工大と府中刑務所の裏を通り、東芝府中工場の北側へ。東八道路を渡って国立高、女子体育大学脇を通って南武線踏み切りを過ぎると、間もなく都立多摩図書館です。ゆっくり走って、1時間ちょっとかかりました。
図書館では1962年刊の〈週刊朝日〉を出してもらって調べもの。目当ての記事が見つかり、助かりました。
写真は、途中の多磨霊園で撮ったマツバウンラン。ゴマノハグサ科ウンラン属の1~2年草。北米原産の帰化植物です。花の大きさは約1センチ。趣きのある植物です。
〈小説推理〉6月号が発売になりました。
担当のSFレビューで次の作品を取り上げています――
- チャイナ・ミエヴィル『言語都市』(内田昌之訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
- ミハル・アイヴァス『もうひとつの街』(阿部賢一訳、河出書房新社)
- 森岡浩之『星界の戦旗Ⅴ―宿命の調べ―』(ハヤカワ文庫JA)
- 高千穂遙『クラッシャージョウ11 水の迷宮』(ハヤカワ文庫JA)
- 神林長平『敵は海賊・海賊の敵』(ハヤカワ文庫JA)
- ロイス・マクマスター・ビジョルド『任務外作戦〈上・下〉』(小木曽絢子訳、創元SF文庫)
〈小説推理〉誌は創刊40周年だそうですが、そのうち30年以上、北上次郎さんと香山二三郎さんと私は、ブックレビューを担当しているんですよ。もっとも、つい先日、亡くなられた佐野洋さんは「推理日記」を39年も書き続けられたんですけどね。
そうだったんですか。
なだらかな崖線があって南向きに傾斜した、良い土地ですね。図書館の庭では近所の小学生たちが遊んでいました。