どんよりした雲に覆われ、冷たい風の吹く一日。
最高気温 16.7℃は日付が変わった夜中の記録。日中、午後2時の気温は 12.2℃しかありませんでした(隣町アメダス)。
今日の雑草はマツバウンラン。オオバコ科の1~2年草。
名前は、葉っぱが松の葉に、花がウンラン(ゴマノハグサ科)に似ていることから。
北米からの帰化植物。乾燥に強いようで、墓地などの開けた空き地や、道路脇などにしぶとく進出しています。この写真も、ご覧のように、街角のごくわずかな地面に生えているのを撮りました。いわゆる「隙間植物」でしょうか。
しぶとい割につつましやかなたたずまいがあり、ファンは多いようです。私も好き。年によっては、我が家の庭にも生えますが、今年はまだ見ません。
〈ナンクロメイト〉6月号発売中。担当の新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――
- 高知新聞社編 『MAKINO 牧野富太郎生誕150年記念出版』 (北隆館)
- 井上剛 『悪意のクイーン』 (徳間文庫)
- 安田喜憲 『一万年前 気候変動による食糧革命、そして文明誕生へ』 (イースト・プレス)
『悪意のクイーン』の井上剛さんは第3回日本SF新人賞受賞作家。今回は人間の悪意をテーマにしたサスペンスミステリーをものにしています。
『MAKINO』は先週日曜の朝日新聞読書欄で三浦しをんさんが書評してました。上手く書いてましたねえ。感服。