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楽しんで意欲的に望みたいと思ってます。

株式会社マルヒのホームページに干し芋の作り方が載ってたので作っています。販売もしてるみたいです。

2020-12-16 19:26:52 | Weblog
株式会社ヒマルhttps://www.maruhi.co.jp/images/hoshiimo-kansei.jpgよく洗った芋は専用の蒸かし機の中で、蒸かしていきます(90~120分間)。
ここでのポイントは、弱い圧力でじっくりゆっくり蒸かすこと。
強い圧力で短時間で蒸かすと、芯まで蒸かしきれず「白太」という状態になってしまうのです。干し芋作りにせっかちは禁物です。

さつまいもの皮剥き
皮をむいたさつまいも
皮剥きは、蒸かしたての熱いうちに一本一本手作業で行います。
干し芋作りのなかでも最も手間と時間のかかる工程ですが、熟練の農家さんは1本数十秒ほどで、するりと綺麗に剥いてしまいます。
実は、あまり大きな声では言えませんが、蒸かして皮を剥いただけでも、かなり「おいしい」です。この状態での食感は、たとえるなら「ホクホクシットリ」という感じでしょうか。

皮を剥いた芋は、幅約1cm間隔でピアノ線をピンと張った専用の裁断機で裁断していきます。形を崩さないように、縦方向にやさしくすーっと押し込むのがポイントです。
サツマイモには食物繊維がたっぷり含まれていますが、繊維に逆らって裁断すると形が無残なほどに崩れてしまいます。
簡単そうに見えて非常に技術が必要な工程。干し芋のきれいな形は、熟練の技なのです。

天日干しの準備
干し芋を並べている写真
裁断し終えたらすぐ、簾(すだれ)の上に一枚ずつ丁寧に並べていきます。
こちらもかなり神経を使う工程。
しっとり繊細な芋たちは、気を抜いた瞬間に容赦なく型崩れしてしまいます

天気予報とにらめっこし、晴れの日が続きそうな時を見計らって。
さあ、天日干しの始まりです。
天候等にもよりますが、平均で平切り干し芋が約7日間、丸干し芋はその倍の約14日間程度かけて仕上げていきます。
さらに、ただ干しておくだけでなく、雨が降れば軒下に移したり、全体が満遍なく乾燥するよう一枚一枚ひっくり返したり。手がかかるほど愛おしい、そんな干し芋作りです。

干し芋のできあがり
完成したマルヒ干し芋の写真
夜に冷えた芋が、昼間の太陽で急激に温められることによって、まるで芋が呼吸をするかのように、水分が表面に浮き出てくる。
それを繰り返すことで、美しくしまった干し芋ができあがります。

良質なサツマイモを育てるこの土地ならではの火山灰土の黒い土、そしておいしい干し芋を作る冬に晴天が続く気候と、太平洋からの海風。
自然の力と、人間の技と根気で作り上げる。
それが私たちマルヒの干し芋なのです。

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