佐賀県民の声 ~言わんと、なんも変わらんばい!~

実は日本には大昔から「村の寄り合い」や「民をいつくしむ皇室」などりっぱな日本的民主主義があった。ここは民の声の広場です。

【中学歴史教科書8社を比べる】98 ⒁ 「元寇」の描き方の大ちがい <その8:攻防戦の意義は?/中間まとめ2>

2017年02月21日 | 社会・文化・文明

ⅲ 元寇両役の戦いの意義についての描き方の大ちがい


【育鵬社】 ※独立保持

 

【自由社】 ※独立保持

 

 

【東京書籍】 ※政経分離?の強調

 

 

【帝国書院】 ※政経分離?の強調 /「恐怖感」 /「神国思想」 /朝鮮への差別思想?

 

 

【教育出版】 ※日本にとっての意義・・・言及なし 

 

 

【日本文教】【清水書院】 ※意義の言及なし 


【学び舎】 
※政経分離?の強調

 

■② 「両役の描き方のちがい」のまとめと考察

 


1 両軍の攻防の描写文の主語のちがい 

 日本の歴史書だから、日本軍の防衛・撃退の戦いについては、日本軍を主語にして描くのが当然だと思うが…???

 

2 文永の役の攻防の描き方

 「住民への略奪と暴行」と「日本軍の戦いのようす」は、後世の日本人に、絶対に教えるべきことと思いませんか?

 

3 両役(元寇)の位置・意義づけ

 日本国の2千年ほどの歴史の中で、外敵による国家存亡の危機はわずか2度。

 あきらかな国家の独立にかかわる超重大事だったのに、育鵬社と自由社以外の6社は、《まるで大したことではなかった》かのような書きぶり・・・本当に「大したこと」だったのに…! 

 

~次回、「神風」・他の元寇/総まとめ~ 

<全リンク⇒> 元寇(蒙古襲来)<9192939495969798


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