ⅲ 元寇両役の戦いの意義についての描き方の大ちがい
【育鵬社】 ※独立保持
【自由社】 ※独立保持
【東京書籍】 ※政経分離?の強調
【帝国書院】 ※政経分離?の強調 /「恐怖感」 /「神国思想」 /朝鮮への差別思想?
【教育出版】 ※日本にとっての意義・・・言及なし
【日本文教】【清水書院】 ※意義の言及なし
【学び舎】 ※政経分離?の強調
■② 「両役の描き方のちがい」のまとめと考察
1 両軍の攻防の描写文の主語のちがい
日本の歴史書だから、日本軍の防衛・撃退の戦いについては、日本軍を主語にして描くのが当然だと思うが…???
2 文永の役の攻防の描き方
「住民への略奪と暴行」と「日本軍の戦いのようす」は、後世の日本人に、絶対に教えるべきことと思いませんか?
3 両役(元寇)の位置・意義づけ
日本国の2千年ほどの歴史の中で、外敵による国家存亡の危機はわずか2度。
あきらかな国家の独立にかかわる超重大事だったのに、育鵬社と自由社以外の6社は、《まるで大したことではなかった》かのような書きぶり・・・本当に「大したこと」だったのに…!
~次回、「神風」・他の元寇/総まとめ~