アジアに広く分布するウスバキトンボ。
夏にかけて日本へ北上してきます。
浮島ヶ原自然公園の近くにあるため池に、早々と来ていました。
ちょっと風があったためか、じっと止まっていてくれました。
群れでやってくると、田んぼの上などで飛び回り、なかなか写真が撮れないトンボです。
プールなどでも繁殖し、40日ほどで成虫になってさらに北上していくというトンボ。
でも南方系のトンボなので、日本で冬は越せません。
だから10月を過ぎると死滅してしまうというトンボです。なぜこんな渡りをするのかは、よくわかっていないようです。
これからたくさん飛び交う群れが見られそうです。
(ウスバキトンボとしましたが、腹部の黒条があまりないのが気になります。改めて調べてみます。もし正確にわかる方がいましたら、教えてください)
生き残ったらどうなるのかなあと
その勢力拡大のために戦っているとしたら・・・考えてしまいますねえ。
もし生き残ったら…どうなんでしょうね。ヤゴが冬越しできるようになったら、一番早く出てくるトンボになるのかな。