8のつく日は、「8na8na-club」の活動日です。
「8na8na-club」については、awaさんの「Dear to you」をご覧下さい。
帰宅途中、駐車場や野原に目をやると黄色の花が目立ちます。
夕方から咲きだすコマツヨイグサの花です。
刻々と闇に包まれていく草原で、黄色の花だけが浮かび上がるように見えてきます。
その中で、花が大きいものもあります。
変種のオオバナコマツヨイグサです。その名の通り、コマツヨイグサの花の直径が3cmほどに対して、オオバナコマツヨイグサの花は直径4cm以上あります。また花弁の数が、コマツヨイグサの4枚に対してオオバナコマツヨイグサは8枚あります。
北アメリカ原産の帰化植物です。
「月見草」とも呼ばれるこの花の仲間たちは、江戸時代から明治時代にかけて日本にやってきた花です。
太宰治は「富士には月見草がよく似合う」、竹下夢二は「宵待草」と勘違いしてしまいましたが「待てど暮らせど来ぬひとを宵待草のやるせなさ…」と書いたおかげで、すっかりなじみのある花になっていますね。