石田衣良著。
「14」以来、気になっている作家です。
図書館に予約して、やっと来ました。
住んでいる世界が近いせいか、こちらはすんなり頭に入ってきました。といっても、拒絶反応でそうな世界でもあるけれど。
多分ITとは関係ない作者にとって、(というより、世の中の人にとって)フリーソフトの概念と言うのは、すごく珍しく理解しがたいものなのかもしれませんね。
夫@同業者は、あまりに近い世界なのでこの話は読めないと言っています。
企業にとっては、フリーソフトの扱いと言うのはすごく難しいものなのだそうです。それを利用したソフトは全てソースコードを公開しなければならないというルールがあるそうで。すごくよくできているから、使わないというわけにも行かないらしく。
ITとか、仮想空間とか言いながら、結局のところ戦いは肉弾戦になるところも、苦笑物でした。でも、こうなってもらわないとなんだか困るような気がする。
実体のないものをめぐって、実体のない争いをするなんて、想像を超えているもの。
映画なんかでもSFとかいいながら、やっぱり最後は肉弾戦というのが今の世の中では落ち着くのかも。
と言うわけで、私にはなかなか楽しめ、一気に読める一冊でした。
「14」以来、気になっている作家です。
図書館に予約して、やっと来ました。
住んでいる世界が近いせいか、こちらはすんなり頭に入ってきました。といっても、拒絶反応でそうな世界でもあるけれど。
多分ITとは関係ない作者にとって、(というより、世の中の人にとって)フリーソフトの概念と言うのは、すごく珍しく理解しがたいものなのかもしれませんね。
夫@同業者は、あまりに近い世界なのでこの話は読めないと言っています。
企業にとっては、フリーソフトの扱いと言うのはすごく難しいものなのだそうです。それを利用したソフトは全てソースコードを公開しなければならないというルールがあるそうで。すごくよくできているから、使わないというわけにも行かないらしく。
ITとか、仮想空間とか言いながら、結局のところ戦いは肉弾戦になるところも、苦笑物でした。でも、こうなってもらわないとなんだか困るような気がする。
実体のないものをめぐって、実体のない争いをするなんて、想像を超えているもの。
映画なんかでもSFとかいいながら、やっぱり最後は肉弾戦というのが今の世の中では落ち着くのかも。
と言うわけで、私にはなかなか楽しめ、一気に読める一冊でした。