初めてブログなるものを…

つれづれなるままに、始めてみます。

変!!

2005-07-24 15:43:18 | 読書記録
中島らも著。

小説ばかりでもなんなので、たまにはエッセイ。
「私って変なんですぅ」というような女の子を見ると、僕はそのままダンボールに入れて国もとへ送り返し…と言うコピーにひかれ、買っちゃった本。

そのときそのときで著者が感じた「変」な事象を1~2ページで取り上げているんだけど、こういう短編で言いたいことをぱしっと書いちゃう能力ってすごいよなぁ。
敏感にアンテナ張ってないと気づかないような、何気ない事象なのだけれど、やっぱり変なことは世の中多い。
これはこれで、コインロッカーベイビーズとはちがった意味で通勤電車では読みにくい本なのだけど(下ネタ多し)、いくつかツボにはまって噴出しそうになって困った。

昨年なくなったんだよね、若くして。
でも、世の中をちょっとひねって見ている作者は、若くして亡くなるというのも必然であるような気もする。

恐怖の剣道着。

2005-07-16 22:52:57 | 日々の暮らし
さて、そろそろ夏休み。

我が家の中坊、なんと1年4ヶ月ぶりに剣道用具を持って帰ってきた。

恐る恐る開けてみると…。

ぎゃあ~、面がかびだらけ。
こんなのかぶって毎週授業受けていたんかい!!
胞子吸入器になっていた。
洗えないそうなので、しぼったタオルで拭いてファブリーズ。
怖すぎ!

剣道着の方は、藍色でよくわからないけれど、きっとこっちだって胞子がいっぱい。
洗剤で洗っちゃいけないというので水洗いしたけれど。

ま、きのこが生えてないだけよかったとするか。

暑い夏の日、かなり涼しくなった、恐怖のお話でした。

コインロッカーベイビーズ

2005-07-14 22:36:37 | 読書記録
村上龍著

初めて読んだのはいつだったのかなぁ。とにかく、すごく衝撃を受けて、好きな本の筆頭にあげていたのがこの本。
「希望の国のエクソダス」を読んで、久々に村上龍の血が騒ぎ、読み返してみた。
平和と安息を熱望する中年になると、なかなかグロいところはしんどいのだが、でもこのスピード感はやっぱりいいわ。

しかし、通勤電車で読む本ではないな、実際。

ダ・ヴィンチ・コード

2005-07-01 22:29:48 | 読書記録
ダン・ブラウン著

去年あたりに話題になったベストセラー。
読みたくて文庫化を待っていたけれど、待ちきれなくて息子学校の図書館から借りてきてもらった。

上下巻。
ハードカバーが重かった(通勤電車で読んでいるため)。
が、苦にならないほど、面白かった。

でも、ちょっとはキリスト教とかヨーロッパの文化とか西洋文化とかの下地があると更に面白いかな?私はミッションスクール出身だし、教会にも若干関わっているし、独身時代はフランスもイギリスも行ったので、難しいところもあったけれど、楽しめた。

ミステリーとしてのストーリ展開は割りとありふれたものだけれど、スケールがでかいのがいい。家族や親にも勧めたいけど、図書館には返さなければならず、結局買う羽目になるのか?
はやく文庫が出ないかなぁ。