社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



直接請求に基づく京都市の臨時市議会が開会しました。
市議会議員の定数削減を求めるものです。

<議員定数減へ条例案 京都市、臨時市会開会>
(京都新聞電子版 2011年01月24日 15時28分)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110124000050

直接請求により臨時市議会の開会は5年ぶりとのことですが、
「無防備都市条例」の制定を求める請求以来のことです。

詳しくは「無防備地域をめざす京都市民の会」のサイトでどうぞ。

ちなみに社民党左京総支部代表の佐藤大さん
無防備都市条例の請求代表者の一人として参加していました。

さて、最近では議員定数や歳費の削減を求める声が
大きくなっています。

自治体は執行機関である長と議事機関である議会の
「二元代表制」になっています。

長も議会も住民から直接選挙で選ばれ、
それぞれが住民を代表しているので「二元」なのです。

欧米各国の地方議会については、
比較地方自治研究会の報告書
欧米における地方議会の制度と運用」が
参考になります。

地方議会に関する私の考えをまとめると
以下の通りになります。

(1)議員定数が多いか少ないかを論じる前に、
   議会事務局や議員スタッフの充実など、
   議会機能の強化を第一に考えるべき。

(2)議員歳費については、都道府県・政令市と
   一般の市町村を分けて考えるべき。
   歳費を住民の平均所得並みにするならば、
   完全ガラス張りを前提に政務調査費を増額すべき。

(3)地方議会には議員個人へのリコールもあるため、
   議員を住民自身でチェックすることが可能。
   「働かない議員」がいれば、
   住民自身がリコールすべき問題。

要は「マジメな議員が仕事をしやすい環境を整える」ことと
「住民自身が不真面目な議員を許さない」ことです。

市議会でこういった論議が行われればよいのですが。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 1月24日(月)の... 1月25日(火)の... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。