社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



イオンシネマ久御山で『碁盤斬り』を見ました。




浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、
故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。
しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、
嘘偽りない勝負を心掛けている。
ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は、
復讐を決意する。
お絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。
父と娘の、誇りを賭けた闘いが始まる!


5月17日(金)公開映画『碁盤斬り』60秒予告


古典落語『柳田格之進』をベースにした作品。草彅剛くんが主演です。
(ついつい「草彅くん」と言ってしまいます)

入場者プレゼントは、五十両ステッカー。

格之進にかけられた窃盗の嫌疑を晴らすため、
娘のお絹が吉原に身売りして用立てたお金なので、
こんな軽い扱いでいいのかな?という気がします。

さすがに現代では違和感のある設定なので、
小泉今日子演じる人情味ある置屋のおかみ・お庚が
客を取らせない形で用立てるようにしていましたが。

せめて「碁打ちのいざこざで娼妓(将棋)になるなんて、洒落にもならないね」
とでも言ってもらえると、落語っぽい感じになったでしょうに。



原典の落語とは異なり、彦根藩を追われ、妻が入水する原因となった
柴田兵庫(斎藤工)への報復が後半のヤマになります。

草彅くんがジョン・ウィックみたいに髭を蓄えていたのは、
格之進が平常心を失い、復讐に囚われていることを
ビジュアルで表現しているのですが、
このくだりがないと人情噺で終わってしまうので、
まあこんなものでしょう。

ちゃんと切りあいで血が流れたり人体が切断されているのは、
映画館で見る映画ならではですね。



これが必殺シリーズだったら、
・番頭(あるいは萬屋源兵衛)が五十両を隠して濡れ衣を着せた
・お絹は客を取らされて自害
・格之進も汚名を着たまま切腹に偽装されて殺害
・お絹の簪を作っていた秀が簪を仕事料にする
・ラストで中条きよしが源兵衛を吊るす(まんま『必殺!三味線屋・勇次』)

必殺! 三味線屋・勇次



…などと妄想しながら見ていました。



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