社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



新潟県知事と新潟市長が共同会見を行い、
県と政令市を合併して「新潟州」を作る構想を発表しました。

<知事と新潟市長、進まぬ分権へ不満共有 新潟州構想>
(asahi.com 2011年1月26日)
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201101250424.html

「大阪維新の会」の「大阪都構想」
中京都構想」と似たような考えのようです。

政令都市市長会では「特別自治市」の創設を主張しています。

これは広域自治体と指定都市を同格とすることで、
二重行政を解消しようとするもの。

単純に「政令市が道府県から独立する」のではありませんが、
これも一つのアイデアです。

21世紀に入ってからは、
さいたま、静岡、堺、新潟、浜松、岡山、相模原が政令市に移行し、
2012年には熊本が政令市への移行を予定しています。

道府県と政令市の二重行政が話題になっていますが、
中核市や特例市と道府県の関係も同時に議論すべきです。

政令市・中核市・特例市などの区別をなくし、
市はすべて同じ権限を持つ基礎自治体にすべきか。

それとも基礎自治体に可能な限り権限を委譲すべきか。

これは地方自治の哲学が問われるテーマです。

京都では、府民の過半数が政令市である京都市民です。
府市合併による「京都都構想」も存在しません。

京都市伏見区出身の私としては、
伏見区が「伏見市」として独立して府庁所在地になればいいのに、
と妄想してしまいますが、これは戯言と聞き流してください。

いずれにせよ、
政令指定都市という制度の存在意義が問われています。

新しい地方分権のビジョンが必要です。

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