すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

23歳の君へ

2012-10-01 19:10:10 | 日記



今日は、君の誕生日です。

23年前。
なかなかお腹から出ようとしない君は。
少しだけ薬の力を借りて、この世に生まれてきました。

待望の長男誕生に。

父と母に関わるすべての人が、喜んでくれました。

長男だったゆえに。

君のその肩に、大きな見えない錘を乗せてしまったのかもしれません。

今思えば。

君が、最初に苦しい辛いと身体の変調で訴えてきた時に。
もっと接し方を変えていれば良かったのかもしれません。

愚かな母は。

ひたすら君を囲い込むしか思いつかなかった。

それが余計に君を苦しめていくことなど。
想像すらせずに。

優しい子を、優しいまま育てることが。
今のこの世の中にあって。
どれほど、本人を苦しめるのかすら、分かってなかった。

手を離そう、離さなければ。

何度も、何度も、何度も、そう思いつつ。

すがりついてくる手を、離すことが出来ずにいた。

君のその手を、いつまでも必要としてるのは、
母の方だと。
分かっているから。

他の子に、普通に出来ることが。
自分の子には、出来ない。
時間がかかる。
回り道をする。

それは、すべて母のいたらなさゆえだった。

君にだって。
本当は、このままじゃダメだってことは、分かってるんだと思う。

いつか、母の手を振りほどいて。
ここから、前に進みだす日が来るはずだと。

君に、力がないわけじゃない。
まだ、自分の力を信じ切れていないだけなんだ。

ゆるやかだけれど。
遅いけれど。
何をするにも、周り道だけれど。

やってみよう、出来るはず。

その自信をつける練習が足りなかったんだ。

転ぶ前に手を差し出してしまう母で、ごめん。
転ぶ練習を、させてあげなくて、ごめん。

今からだって。
遅くない。

痛いかもしれないけど。
辛いかもしれないけど。

やってみよう?

見ているから。
父と一緒に。
君をずっと。見ているから。

だから。

歩き出そう?







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レイン、れいん、Rain②

2012-10-01 14:02:25 | コンサート・ライブ・舞台


台風が去って行ってからの空。
中秋の名月。

すばる、君も見上げたかな。

思いがけないオフの日を、君はどう過ごしただろう。
(ツイッターに目撃情報はあったけど・笑)
妙子ママの筑前煮、食べに行った?

妙子ママからの手紙。

MCが始まった時から、妙に挙動不審な瞳。
そわそわ。

何かある、っていうのは分かってる。

いつくるか、いつくるか。
来ないのか?っていう、
なんだろ、ざわざわしたカンジの瞳。

ヤス君の、いきなりのキレ芸が始まったときの君の表情。

可愛かったな。

ヒナちゃんがお手紙あります、って言って、
代読を始めた時には、
まだ、それが本物かどうか判断しがたい感じにも思えた。

どんな文章だっけか。



すばるへ

1981年9月22日11時10分、生まれてきてくれてありがとう。
そして31歳の誕生日、おめでとう。


から、始まって。

16年前に送った一通の履歴書。
15年前の誕生日にオーデションへ行って、
8年後に全国デビューすることが出来て
今こうして素敵なメンバーと、eighterの皆さんと、8周年が迎えられて嬉しく思います。


このあたりまでは、たぶん、サプライズかドッキリかの境目だったよね。

今年の誕生日にすばるからメールがありました。
産んでくれてありがとうと・・・
少し返信が返しづらかったです。

あの時、私が履歴書を送らなかったら。
息子をこんなに悩ますことはなかったのに・・・と思うこともありました。

でもやりたい仕事があるから悩むのでしょうね。

結果、人の優しさや温かさを沢山知れたと思います。
無駄な時間ではなかったと思います。

もし、心が風邪を引いたら、家族や仲間を頼って下さいね。


すばるの瞳が、涙を流すまではなくても、
次第に、潤んでるように見えて。

すばるの脳裏に浮かんでたのは、なんだったかな。

これまでの日々かな、妙子ママかな。

そして、「すばるは今日は声がでてるかな?喉を痛めてないかな?笑顔でいるかな」と
母親以上に心配してくださるeighterのみなさん、ありがとうございます。

こんな温かいeighterと、素敵なメンバーと、次は10周年ですね。

またすばるが好きな筑前煮を食べに帰っておいで。


このあと、ヒナちゃんがちょっと苦笑しながら。

PS.最近横山くんが来たよ。

って言った時、にぎやかな笑顔を見せた。

そこから、横がすばるの家に行って、
リビングにいる写真やら、オーディションの時に来て行った写真やら、
お風呂に入ってる写真やら、
(手にしてた赤いスカラボに見え隠れする親心)
妙子ママのベッドで寝てる写真やら。

「あかん、これ、マジでアカンやつや~~~~ッ」って言って、座りこんじゃった君が。
何より可愛くて可愛くて。

すばるに「お兄ちゃんって呼んで」っていう横に、
「お兄ちゃん、おかしいやろ。父親、誰?みたいになるやん」ってツッコんでる言葉じりの弱さってば。

横が筑前煮の入ったタッパー(ジップロック)を持ってきて、
蓋あけて。
「実家のに間違いありませんか?」って訊かれて、
「はい、あ、はい」って言いながら、
ごぼうやらレンコンやらお箸で掴もうとして掴めなくて。
鶏手羽中(骨付きの細いやつ)掴んで、
「これでわかりますね、ウチのですね」って言って。
ぱくん、って口に入れて。

口に広がる味に、本当ににこやかな、嬉しそうな顔になって。

あの顔、あの表情。
妙子ママに見せてあげたい。
(見てたのかな?)

すばるのお誕生日を、お祝出来て。
おめでとう、って伝えられて。
本当に良かった。

すばるが笑顔になる、
ただそれだけのことが。

なにより嬉しくて幸せなんだって。

ライブに行くたびに思う。

たとえば。
私の脳裏には、
全身全霊、
スタンドに向かって吠えてた君の背中ばかりが思い浮かんだとしても。

君の表情が見えないことも、
君の視界に入れないことも、
君の地声が聞こえないことも、

後になって、気付くくらいに。

小さくて華奢なその背中は、ただただ広くて。

これからの君に、すべてゆだねて。
一生懸命、その背中を追い続けて行けると信じさせてくれる。

もっともっと。
大きくなるのかな、広くなるのかな。

いつだったか。

君はここにいるすべての人を抱きしめられる腕があればいいのに、って言った。

もう充分。
抱きしめられて、守られて、愛されてる。

どこにいても、きっと。

君たちの想いは無限大。
そこに付いて行くeighterの想いもまた。

∞だよね。




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