今日は、君の誕生日です。
23年前。
なかなかお腹から出ようとしない君は。
少しだけ薬の力を借りて、この世に生まれてきました。
待望の長男誕生に。
父と母に関わるすべての人が、喜んでくれました。
長男だったゆえに。
君のその肩に、大きな見えない錘を乗せてしまったのかもしれません。
今思えば。
君が、最初に苦しい辛いと身体の変調で訴えてきた時に。
もっと接し方を変えていれば良かったのかもしれません。
愚かな母は。
ひたすら君を囲い込むしか思いつかなかった。
それが余計に君を苦しめていくことなど。
想像すらせずに。
優しい子を、優しいまま育てることが。
今のこの世の中にあって。
どれほど、本人を苦しめるのかすら、分かってなかった。
手を離そう、離さなければ。
何度も、何度も、何度も、そう思いつつ。
すがりついてくる手を、離すことが出来ずにいた。
君のその手を、いつまでも必要としてるのは、
母の方だと。
分かっているから。
他の子に、普通に出来ることが。
自分の子には、出来ない。
時間がかかる。
回り道をする。
それは、すべて母のいたらなさゆえだった。
君にだって。
本当は、このままじゃダメだってことは、分かってるんだと思う。
いつか、母の手を振りほどいて。
ここから、前に進みだす日が来るはずだと。
君に、力がないわけじゃない。
まだ、自分の力を信じ切れていないだけなんだ。
ゆるやかだけれど。
遅いけれど。
何をするにも、周り道だけれど。
やってみよう、出来るはず。
その自信をつける練習が足りなかったんだ。
転ぶ前に手を差し出してしまう母で、ごめん。
転ぶ練習を、させてあげなくて、ごめん。
今からだって。
遅くない。
痛いかもしれないけど。
辛いかもしれないけど。
やってみよう?
見ているから。
父と一緒に。
君をずっと。見ているから。
だから。
歩き出そう?
長男くん、お誕生日おめでとうございます。
私もいっしょ。
転ぶ前に手を差しのべてしまう。
でも、無理矢理手を離さないとダメにかな...
すばるのお母さんと、すばるの関係が、すごくいい感じだったので、いろいろ情報集めたら
オカンの愛情は異常なほどやったと、すばるが言うてたそうで
愛情かけすぎて、よくないことなんてないわ、って思ったら楽になったの。
かけたいだけ、かければいいよねって。
息子がすばるの年になったとき
生んでくれてありがとうって思ってくれたらそれでいいやってf^_^;)
長男くん、きっとステキな未来がまってるよ!
そうかな、そう言われるとなんかジーンとする。
大抵のママ友からは甘やかすからよーって言われちゃうから(つェ⊂)
すばるみたいに、自立したオカン大好き青年になって欲しいなぁ、なんて。
ちょっと思ったりします。