バレエ・ミュージカル好き?の鈴付き猫のぼやき
ねこまくらん
マダム・バタフライ事後

この間、ついに卒論の締め切り(本番の1コ手前)があって死にそうになっていた。
実際はまだ2日あるけれど、そろそろ気力体力の限界なので、ここらで勘弁してください・・・と提出してしまった~
で、忘れないうちにと急いで「マダム・バタフライ」のメモ。ようやくわかったこと(毒吐き含む!?)
アメリカの女性たちと遊郭の女性たちの踊りは音楽も振りも似ている~
ボンゾウの一件でへこんだ蝶々さんに向かってピンカートンが躍る踊りと、ヤマドリが求婚にくるときの踊りもほぼ同じ?
プロローグ、蝶々さんの父の曲と蝶々さんの最期の曲は同じだけど、父はメインが管楽器、蝶々さんは弦楽器・・・管の方が渋い、弦の方が軽い
意外だな~なことは、日本ちっくな踊りの方が手の平は外なことが多い・・・気が。
バレエの基本はみんな外向きだけど、手の平は外にはあまり向けないのとは反対に、日本の踊りは内向きだけど、手の平は外だったり上だったりがある。
どうしてなの?とばーちゃん(日本舞踊をやっていた)に聞いてみたかったな・・・
およ?と思ったのは、最終日。懐剣を手にした息子の背後に星条旗が(舞台の1/3くらい?)見えていた。
前からそうだっけ?少なくともオーチャードでは白っぽいシンプルな背景だったと思うが~
あと、婚礼の場面で使用人さんたちが御座を敷いていた?
御座を敷くぐらいだから、やっぱりあれは地面・・・ 土下座・・・orz うーむ・・・。
まあ、デフォルメ表現なのでしょうか。
最初見たときはところどころ、幻想なのか現実なのかわからないシーンがありまして。
どれくらいわからなかったかというと、ピンカートンがいつ帰ったのか??
蝶々さんが洋装で、ダンスするシーンは特に。最初に帰ったときなのか、ちょっと戻ってきたのか、空想なのか・・・はて、と思っていると謎の衝立?がスライドしてきて余計混乱。My初日はさらにその衝立が何かにぶつかって大きな音を立てて、効果っ!?などとも(苦笑)
てっきり明治時代のどこでもドアなのかと・・・
な、わけはないので、あれは空想シーンなのだな、と後になって分かった次第。
もう一つ分からなかった(今でも自信がない)シーンは、ボンゾウと蝶々さん(+黒子さん)ののシーン。なぜ懐剣がボンゾウや蝶々さんに向かうのかが分からなくて。
蝶々さんに向かう刃は、将来の暗示・・・で、ボンゾウはそのことが分かっているから結婚を止めたかったのに、蝶々さんの今の意思で抗ってしまった~なのかな?(肝心なところでボンゾウ弱いぞ!)
ええとええと・・・になったのは、ピンカートンの船が戻ってきたときの表現。
大砲の音が響いて、一瞬セピア調の船の画像が写る。
その画像がなんだか戦時中のような絵に見えてしまい、第一次大戦勃発!?(←飛躍しすぎ)
蝶々さん一体何才なのっ!?に。(第一次大戦は大正時代)
いやいや、普通に入港しただけで・・・orz
3年で往復できただけでもあの時代は良かったのかもしれない。
ピンカートンの居たところ設定が東海岸か西海岸かわからないけど、東海岸ならアフリカ回り、黒船の頃で片道半年かかったらしいから・・・
最終日もカテコ写真を撮る気満々で行ったら、撮影タイムはなかった orz
振替チケットとはいえ、3回のうちで一番舞台に近かったので期待していたのだが。
考えてみたら撮影は広告用だったのよね(観客へのサービスというわけではなかった)。
ので?代わりに東京文化会館の写真。
ここもそろそろレトロな建物の範疇に入りつつあるなー。よく見るとすごく贅沢なつくりで独特なデザイン。
一番好きな劇場かも^^
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