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マディソン郡の橋

ひさびさの?やまぐちさん出演ミュージカル。

小説やら映画で知られた作品だけど、猫には無縁にゃった(笑)。そもそもアメリカにも興味が薄く・・・。ので、何の先入観もなしで観た。

一言でいうなら、やまぐちさんのお歌をこれでもかっていうほど味わえる作品^^
特にささやき系が好きなら特に。代名詞のようになっている、壮大なスケール感の曲もちゃんとあるけど。おかげで膝裏センサーが作動しっぱなし(ぞくぞくしすぎて風邪引きそう)。

「貴婦人の訪問」のときも貴重な生きた人間役だけど、人物像としてはかなり問題が・・・その点こちらはまだ?まとも(不倫しますけどねー)。ヒロインもごく普通の人(不倫しますけどねー)。この作品が流行った理由はそこかと。
自分たちとそう変わらない人たちが主人公。もしかしたら同じようなことが自分にも起こるんじゃ?
と思わせるところ。

好印象のポイントは動きにもあるかも。
やまぐちさん独特の癖のある動き^^をほとんど封印していること(こらこら)。
座って歌うシーンが多かった気がするけど、それも含めて。

別れのシーンが切ないし、見どころで間違いないと思う。・・けど、案外じわっときたのは、フランチェスカがナポリの写真を見るシーン。あんなことがあったら、そりゃ「運命かも」と思ってしまうでしょ。


歌以外のことを言わせてもらうと・・・
極めてシンプルな(←良い表現)作り。こんなに衣装代がかかってないのはないんじゃ?
いままでどっかで使ってたんじゃない?みたいな装置。じゃあオケにかけてる?と思ったけど、演奏しない曲もあった、しかも2回くらい(それについて何も文句はないけど。むしろ良いと思うけど。)出演者数も少ない。製作費はどこに一番かかっているのだろうかと・・・

終演後、一緒に観た友人(既婚)との会話。
「あんな変化のないところに、突然あーんな人が来たら、あーなるよね。」
「当然!」
「・・・別に田舎じゃなくても、あーなるよね」
「なる!」

やっぱりありそうな話なのだ・・・
(でも間違いなくやまぐちさんは来ない 笑)
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