バレエ・ミュージカル好き?の鈴付き猫のぼやき
ねこまくらん
卒業式

入学式には34人いた同級生、今日卒業したのは14人。一人は早抜け(頑張れば3年で卒業できるのです)していて、一人は編入生という状況。
14人中就職するのは8人、進学5人、未定1人・・・
卒業生の中には先生より年上なんじゃ?という方も。そして多くが中学ではなかば不登校だったという過去を持っている。(ぼーずだって危ないとこだった。)それでも今日一緒に卒業できたことは実に嬉しい。ぼーずを見ていても、中学のときよりずっと幸せそうで、良い友達にも、先生にも恵まれたと思う。できることならこれから先もずっと友達で居て欲しいものだ。
で、校長の話も答辞も、この学校には建前がないと感じた!
そんなにはっきり言っちゃっていいの?と思えるようなところがいくつもあった(多分良いのでしょう~)
猫が一番印象に残ったのは校長先生の話。
「社会に出たら、やりたいことよりできることをして行きなさい」、
「人は君達のやりたい気持ちにお金を払うことはなく、君達の持っている技術やサービスに対して支払うのです。」だとか。
・・・なんか卒業生じゃなくて、猫に言ってるのかと思った。
もしかすると世の中には「熱く夢を語る(語るだけ)人に投資してみよう」という奇特な人もいるかもしれない、けど、それは物凄く小さな確率で、まずあり得ないこと。語るだけじゃなくて、それなりの実績を示さないと話は進まない。だからまずできることを極めて、形にしていくことが大事、と話されていたのね。
「希望に満ちた夢に向かって邁進してください」などと漠然とした、お気楽?な話をしないところが特徴か・・・。
ずっとやりたい仕事って何だろ?と思い続けていたところに、こんなお話。
不思議なタイミングだな~。
そして帰り道、ぼーずがちびちびだった頃、よく膝に載せたり、抱っこしてたよなあ・・・今じゃ絶対無理だな(でかすぎて)と思った。親としては不満は一杯あるけど(まだ免許取りに行ってない!早く行けっての!)、とりあえず帰り際に「(卒業式に)来てくれてありがと」なんて言うところは凄くかわいい!
何はともあれ、おめでとう。
写真はぼーずが貰ったミニブーケとコサージュを、廊下のロッカーの上に置いたところ。
定時制は基本4年で卒業なので、クラスも「4-1」なのだ。
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