大泣きしちゃいます、この本。

　今日、小学校1年の長女がはじめて
学校から本を借りてきました。

とってもかわいい表紙。
タイトルは「かわいいこねこをもらってください」。
ポプラ社からでている本です。



娘と私はネコが大好き
私にそのかわいい表紙を見せたかったようで、
借りてきてくれました。

「読んでみて。面白いよ」と言われ、
読んでいくうちに、私は号泣してしまいました。
ハンカチが必要ですね。この本は・・・。

　主人公の女の子ちいちゃんは子猫を拾います。
からすから襲われているところを必死で
助け、持ち帰るちいちゃん。
日に日に可愛くなり、なついていく子猫ですが、
ちいちゃんは動物の飼えないアパートに住んでいます。
こっそり飼いながら、必死になって飼い主を探します。

　ちいちゃんは数年前にお父さんを亡くし、
お母さんが必死に働いて家計を支えています。
いろんなことをお母さんに要求することを
我慢し、暮らしているちいちゃん。

健気で優しい主人公なのですが、
ある日、アパートの住人から子猫を
飼っていることへの苦情がきます。
期限までに飼ってくれる人が見つからないと
ねこは保健所行きです。

みんなにからかわれながらも必死に
飼い主を探すちいちゃん・・・・
はたして結末は・・・。

とまあこんな話。
お母さんとちいちゃんがお互いを思いやる場面が
切なくて、泣いてしまいました。いろいろな
要素が含まれているこの本。
お母さんにも子どもにとっても
読みごたえのある本だと思います

それにしても泣かされちゃったなあ・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｎｏｖｙ