シェーン・ママ

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戦争を伝えていくこと

2008-11-09 11:59:11 | 大人も大好き この絵本!
 こんにちは。
寒い毎日が続きますね~
一気に冬がやってきたようです。

 さて、先日図書館で興味深い絵本を
見つけました

小学校1年生の娘にぜひ読ませたいと思い、
借りてきました。
その本はこちら。


「バスラの図書館員
ーイラクで本当にあった話ー」
です。

イラクの港町、バスラで戦争が激しくなる中、
図書館員のバルクさんが街のみんなに
助けを求め、3万冊の本を戦火から守るという
お話です。

この本の中で人々が話すのは戦争の話ばかり。
今日はどこに爆弾が落ちるのだろう、
家族は生き残れるだろうか・・・・など。
私たちが買い物の生き返りに顔見知りの
ママと幼稚園の話や学校の話をするのとは
全然違いますよね

 戦争によって図書館の本が焼かれてしまうことは
イラクの文化そのものを滅ぼしてもらうことだと
思ったバルクさんは必死に本を守り、隠します。
9日後、図書館は焼失してしまうのです。

日本も戦後60年がたち、戦争を実際に体験し
その恐ろしさ、無意味さを語る人がいなくなって
いますよね・・・。
私たちの子どもたちは、戦争を体験していない人から
しか戦争を知ることができないと思うと、
危機感を覚えます。

もちろん海外に出て、色々な国の人と出会い、
「戦争」というものを肌で感じることは
あるかもしれませんが、全ての人ができるとは
言い切れませんよね。

 だからこそ、こういう絵本で
実際に戦争が起きたら、自分の周りの環境が
どうなるのか、何が失われてしまうのか
具体的なことを「知る」のは大切なことかも
知れないと思いました 

 ほのぼの系もいいですが、こういう
時事ネタ絵本もなかなか勉強になりますね

                  Novy

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