秋の夜長に…

こんにちは。
映画の話をブログで見ていて
私も紹介したくなりました。


「カッコーの巣の上で」



これは1975年の作品で、私が小学生の時
親に連れられて観に行った映画です。

　刑務所の強制労働から逃れるため、
精神異常を装って精神病院に入った主人公
（ジャック・ニコルソン）は、そこで行われている
管理体制に反発しながら、
入院患者たちに生きる気力を与えて行く…。

　およそ小学生には理解し難い内容です。
…が、なぜか幼心に映画の１シーン１シーンが
心に残り、ラストシーンが胸に焼き付いていました。

　ですが、たかが子どものこと、
題名も忘れてしまっていたある日の、
高校の英語の授業で、なんと先生が
この映画のストーリーを語ったのです。

これだ！！あの時から忘れられず、
またいつか観たいと思っていた映画！
すかさず題名をメモしましたが、
当時はレンタルビデオは世に現れておらず
観ることは不可能でした。

　そして初めて観たあの日から
待つことン１０年、レンタルビデオが普及し始め
やっと再び巡り会えたのです。

後で知ったのですが、この映画は
私の生涯で１、２を争う名作と位置付けている
「アマデウス」と同じミロス・フォアマン監督の
手によるもので、幼いながらも見る目があったなあと
自画自賛したものです。

同じく大好きで、名作３選には入る
「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」の
ドク（クリストファー・ロイド）も出演しています


秋の夜長にしっとりと、
こんなシリアスヒューマンドラマ
いかがでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Marie