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シェーン・ママ

子育てや自分の夢を、もっと楽しく広げていきたい!
そんなママたちによるブログです。
もちろんパパたちも大歓迎!

読書の秋

2007-11-04 12:07:40 | 育児のヒントになる本
秋も深まり、読書を楽しみたいものですが、
なかなか時間がとれなくて子供が寝てからが勝負!

しかし昼間の疲れが出てしまい、
難しい本は眠気を誘います...

 先日そんな眠気も忘れてしまうほど、一気に読んでしまう
いい本を読みました。

話題になっているので読んだ方もいらっしゃるかと思います。
その本は「ホームレス中学生」。



お笑いコンビの麒麟の田村さんが書いた
極貧生活と学生時代を綴ったエッセー本です。

 ある日家庭の事情で家を失い、中学生なのに
公園でたった一人ホームレス生活をおくる事になったという
とんでもない話。

そこから救ってくれた、友人やその家族の優しさ、
大学生の兄、姉が支えて過ごした学生生活は、
びっくりするほどの極貧生活。
そしてたくさんの愛に包まれたお話。
さすが芸人さんなだけに、悲惨な話もとても面白く書かれていて
笑えるところが満載。
でも泣けるんです..

 彼は10才で最愛の母を癌で亡くしているのですが、
お母さんが大好きなんです。
空腹すぎて万引きしそうになっても、いつも
母の姿が浮かぶんです。亡くなったお母さんとの思い出がたくさん
書かれているんですよ。

 私は娘たちにとっていい母親なのかは、わかりません。
でも「お母さん」という存在はやっぱり特別です。
せめて娘たちに大事な人が見つかるまでは生きていてあげたい。
それまでは元気でいなくちゃいけないなと心から思いました。

 たくさんの愛がつまったこの一冊、ただの芸人本になっては
もったいないオススメの本です。

                        Emmy

まずは知ることから・・・

2007-08-12 16:52:42 | 育児のヒントになる本
 いよいよ日本中お休みモードになってきましたねー。
そしてこの暑さ。
みなさんはどこにお出かけしてますか?

 熱帯夜も続きますが、昨日はちょっと夜に
読書をしました。
子供向けにとってもやさしく書いてある本なのですが、
すばらしい本でした。



 病気で顔にあざやふくらみができてしまった
男性の手記です。
顔という一番目立つ部分にできてしまったことで、
子供時代はいじめや差別を受け、大きくなってからも
就職差別や、電車の中でツバを吐きかけられることも
あるという過酷な日々。
でも本人は、決して前を向いて生きることをあきらめません。
大学の教員になるべく研究を続ける傍ら、
差別をなくすための活動もしています。

 ご両親も病気を治すために奔走するとともに、
周りに差別をなくすために働きかけたり、
本人が悩まないように、多くの世界を見せてあげようと
がんばる姿が描かれています。

 著者は最後のほうでも書いていました。
顔などにあざや傷、コブなどの障害ができてくる病気を
知ってほしい、そしてそういう人たちがどんなに苦しみ、
外に出るのに勇気がいるのかということを知ってほしいと。

 著者である鈴木さんは、多くの小学校に講演に出向き、
子供たちに顔を触らせているそうです。
「やわらかいねー」「ぷよぷよしていて気持ちいい」
などと無邪気な子供たちの様子が本にも書かれています。
とても微笑ましいです。

 自分の子供たちがもう少し大きくなったらぜひ
読ませたい1冊です。

                        Novy

この一冊で体の中から健康に!

2006-12-22 16:40:37 | 育児のヒントになる本
 いよいよ12月も後半ですね。
この秋から冬にかけて果物に大変恵まれて幸せな日々でした
特に大量の柚子がうれしかったので、ジャムとハチミツ漬けをつくりました。
毎年金柑を風邪予防のために漬けておきますが、柚子のハチミツ漬けも
お湯で割ってのむとおいしいですね疲労回復にいいらしいです。
一昨年あたりは韓流ブームにのりよく柚子茶を飲みましたが..
  
 妊娠中や授乳中は特に薬はのみたくないし、また風邪もひどくならない
うちに治したいですね。子供にも薬を飲む前に対処ができたらなと
はじめた金柑漬け。もっと色々おばあちゃんの知恵を知りたいな~と
思っていたところでこの本を購入しました


「じぶんでつくるクスリ箱」ブロンズ新社

 卵酒や大根ハチミツ、りんご葛、聞いたことはあるけどレシピがな~
なんてものがたくさんでています。とても簡単レシピですぐにつくれます。
さっそく咳をしている上の子のために大根ハチミツをつくりました。
小さく切った大根をハチミツに漬けておき、大根からでてきたシロップを
飲むのですがとても飲みやすくて気に入ったみたい
のどが潤うようで今の所ひどくはならないようです。
ほかにも参考になるレシピ満載!ナチュラルレシピを
もっと楽しみまーす   Emmy

子供と一緒に絵本を楽しもう!

2006-11-18 21:31:51 | 育児のヒントになる本
 読書の秋ですね。小学校に上がり日々忙しく遊ぶ?娘。親としては
いろんな本を読んで欲しい。すこしでも本を読むきっかけがあればと
思っていたところ、この本を本屋さんでみつけて購入しました。



フィンランド・メソッドで本が好きになる 親子で書こう!「100さつ読書日記」です。
 こちらは本が読みたくなる工夫がたくさんあります
名作・傑作から厳選された100冊の絵本の表紙をシールにしたものがついていて
本を読んだらシールをはり、一言感想をかく。
子どもから感想をひきだす対話法も紹介されています。
今回購入したのは4歳~小学生向けですが、高学年用も出ていました

 さすが形から入る娘さん、さっそく食いつきました
まずシールを貼るのが楽しいみたい。100冊という目標もやる気になります。
早速学校から読みたい本(100冊紹介にのっているものを)探してきました。
私も一緒にいい本が楽しめます。日記も家計簿も続かない私と飽きっぽい娘は、
果たして100冊読破できるのか

子育てハッピーアドバイス

2006-11-11 16:32:10 | 育児のヒントになる本
 こんにちは。Novyです
先日「子育てハッピーアドバイス2」をご紹介しましたが、
今度はその前に出た「子育てハッピーアドバイス」を
読みました。



 2に比べると総論的な感じですね。基本は一緒で
「子どもの自己肯定力を大切に育てよう」ということ。
子どもの話を聞くときも、大人が先回りして
「こうだったんでしょ?ああだったんでしょ?
アナタが悪いんでしょ?」
というのではなく、
子どもの言葉を繰り返して聞いてあげることが大切だと
いうこと。

子「こういうことがあって悔しかったんだ」
親「そうかー。悔しかったねー」
子「こういうことで腹が立ったんだ」
親「なるほどねえ。そりゃ腹がたつよねえ」
などと相手の言葉を繰り返してあげて、共感してあげること。

 そういえば我が家の娘も、共感してあげるとすごく
落ち着きますね~。大人もそうなんですって。
カウンセラーの先生いわく、共感しながら話を聞くと
80%くらいは相手の心が落ち着き、解決することもあるとか。
子どもにアドバイスをするときも、子どもを否定しながら
いうよりも、肯定しながら
「でもこうやったらもっといいよ」と言うといいみたいです。

 あとは「10歳までは徹底的に甘えさせる。そうすることで
子どもはいい子に育つ」んだそうです。この場合の甘えとは
「相手の愛情を求めること」です。

「甘えが満たされるとき、自分は愛されていると感じ、また
自分は愛される価値のある存在だと感じる。
相手に対する信頼と、自分に対する信頼(自己評価)が育つ。
それが安心感につながる。
相手を信じることの出来る人は、思いやりを持ち、
深い人間関係を築ける」

と書いてありました。ナルホド・・・。

 昨今のイジメ自殺問題をみていると、子どもの自己に対する信頼や
自己肯定力をしっかり育てなければ、と思います。
一方で、相手から裏切られたとき、自分を否定されたときに
乗り越えられる強さも同時に必要ですよね。

 大人も対人関係で深く悩むときがあります。でもそれを
相談できるような信頼できる家族や友人がいると、本当に
強くなれる、乗り越えられると私は思います。
 人を裏切るのも人間、勇気を与えてくれるのもやはり人間。
いい人間関係をつくれる子どもに育ってほしいなと心から
思います。大人もなかなか出来ないんですけどね・・・。
 失敗しながら大人も子どもも一歩ずつ進むってことかな

「感じる食育 楽しい食育」

2006-10-04 22:23:28 | 育児のヒントになる本
 

 毎日少なくとも3回はする食事。でもここまで「食」について考えることはなかったなあ、とこの本を読んでつくづく思いました
「食育」ということがなんなのか漠然としか分からなかったのですが、食育=生きていく力を育むということなんだそうです。

 食べ物を目で見て、触って、においをかいで、五感を働かせ感じることの大切さ、食べ物はどうやって流通して自分のところまできたのか、食べ物の味を表現していく中で表現そのものを学び、他者の表現方法や言葉を身につけることなどについて書かれてあり、そういう捉え方もあるのかあ、と思いましたねえ
 給食についても触れてあり、給食の残飯を有効利用するにはどうすればいいか、どのくらいの量の残飯があるかを学ぶことで、残飯も減らせるし、環境への配慮も生まれてくるのではないかと作者は提言しています。

 最後の章では、日本がいかに自給率の低い国かを明確な数字を持って書いています。食版「世界がもし100人の村だったら」と題してこういうことが書かれています。「世界がもし100人しかいないとすると日本人は2人。1人で5人分の食料を輸入していることになります。中でも目立つのが魚。エビは日本人1人で14人分、カニは26人分、マグロ・カツオは30人分輸入しています。(中略)日本は世界一の残飯大国です」・・・・・・。 
これには驚きませんか?日本が他の国の食べ物を買いあさり、捨てている・・・・そう考えると、もっと食べ物を大切にしないと、感謝しないといけないなあなんて思います。

 子どもたちにも食べ物がどうやって誰の手によって作られているかということを知ることで、意識が変わるのではないか。そして子どもがもっと食に触れるべきだということも、作者自身の活動をと通して書いてありますぜひぜひオススメしたい一冊です。

子育てハッピーアドバイス2

2006-09-21 23:26:40 | 育児のヒントになる本
 


 図書館で予約待ちが300人近かったこの「子育てハッピーアドバイス」シリーズ。やっと手元に来ました。漫画仕立てだというし、どうかなあ・・・と思って読みましたが、予想に反してすごく良かったです。作者の明橋先生の優しさというか、ママたちへの「エール」が伝わってきます

 「子育てハッピーアドバイス」の方で描ききれなかった部分をこの「2」の方で書いているようですが、こちらから先に読んでも全然構わない感じです。
内容は大まかに言うと
「親も子どもも自己評価、自己肯定力をしっかりもって生きていく事が大事」ということですね・・・。子どもの言葉や行動をすべて受け入れた上で、方向付けしてあげようということが随所に書かれています。
「三歳までに一番大切なことは、子どもに安心感を与え、自分はこの世に生まれてきてよかったんだ、周りは自分を大切にしてくれるんだ、という基本的信頼感、自己肯定感を育むこと」なんだそうです。納得!


 ちょっとホロリときたのが、この部分
「この子もダメ、母親もダメ、ではなくて、
この子もけっこういいとこある、私もけっこういい子育てしてる、
と思ってほしいのです。
そしてこれはきっと事実です。」いいこと、言ってくれるじゃあありませんか。
ちょっと自分の子育てを顧みるいいきっかけになる本ですねー。
良い例、悪い例が書かれていて、ヒヤリとさせられます。前作の方も近々貸りられる予定。楽しみです

  

笑って子育てしたいから♪

2006-09-16 07:55:41 | 育児のヒントになる本
 育児って大変でも子供って本当に可愛い!そしておもしろい!
そんな子供たちの爆笑ネタ満載の子育て投稿コミックのご紹介します。
竹書房さんから出ている「すくパラ」!!まだ発売したばかりです。定価は350円、漫画雑誌コーナーにありましたよ。
  


 表紙は「うちの3姉妹」!育児ブログが人気で単行本化したので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。4コマ漫画が中心で気軽に読めるし、何と言ってもおもしろい!(^^)!育児中だからこそ、あるあるって共感して笑えるこの本、疲れたときに一緒に笑っちゃいましょう
Emmyでした


「何があっても大丈夫」櫻井よしこ著

2006-09-03 22:04:54 | 育児のヒントになる本
 久しぶりに本に夢中になってしまいました。前々から読みたくて図書館にリクエストを出していた本。265人待ちだったけど、1ヵ月半で手元にきました
 本の名前は「何があっても大丈夫」。「きょうの出来事」の元メインキャスターで、ジャーナリストの櫻井よしこさんが書いたものです。
この本は、櫻井さん自身が「アタシ、強い女だから何があっても大丈夫なのよ!どっからでもかかってきなさい」っていう内容ではないのです。
 女手ひとつで育てた彼女のお母さんが、娘のよしこちゃんに「お母さんがいるから、大丈夫。安心して前を向いて生きていきなさい」と育てられました・・・という内容。櫻井よしこさんのお父さんは、事業を手広くやっていたのですが、女性関係も激しくて、外に家庭を作ってしまって、お母さん、よしこさん、よしこさんのお兄さんは金銭的にも精神的にも大変な思いをして生活していたようです。でもそんな厳しい状況でもお母さんの強い愛情を受けて、よしこさんは大きな夢をつかんだ、というストーリーです。なかなか興味深いです(決して櫻井よしこさんファンではないのですが、どんな人なのか、どういう環境で育ったのかには興味があったんですよね~)
  
 なかなか夫に逃げられて、子ども二人を抱えて
「お母さんがついているから、何があっても大丈夫よ」なんて言えないだろうなあ。しかも夫の愚痴は一切こぼさず・・・。そんな人いるのお?って気もしますが。でもそんなお母さんになれたらいいなあ、いったいどんな人なの?と興味を持って借りてみました。
 お母さん語録は深かった・・・。その一部をご紹介します。

「寂しい想いに沈み込みそうになったら、未来への夢を膨らませなさい。寂しさを、未来の可能性につなげてくれるのが、大きな夢ですよ。人間は前向きになってさえいれば、本当に何があっても大丈夫なのですから」


「チャンスは与えられたときには素直に受け止めなさい。前に進むようにと背中を押されたら進めば良いのです。どうしてもその仕事がいやなら別だけど、いやかどうかは実際に仕事をしなければ分からないもの。新しい可能性は挑戦から生まれてくるのよ」

「他人の(自分に対する)評価を変えることは出来ないけれど、あなたは自分を証明することができます。だから、自分に対する他人の評価に気をとられる必要はありませんよ」

 文章だけ見るとありきたりなところもありますが、お母さんの生き様をみると、どれもとても説得力があります。ものすごくパワフルで温かいお母さん。本当に尊敬します。育児で疲れたら、勇気づけてくれるようなステキな1冊です