ヤクーチア(サハ共和国)の歴史概説書

英語だけど手軽に読める分量の概説書が公開されていたのでFYI。

全部で50ページそこそこ、というか用語の英露対照表なんてのがあるから実質30ページそこそこです。3つに分かれていて、

1.新石器時代・青銅器時代

2.鉄器時代・中世

3.ロシア人の進出以降

という構成になっています。2001年発行だから割と新しい。
概説過ぎるという向きにはまた別途(笑)。
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10月10日(日)のつぶやき

13:24 from a Ning Network
archaeological map around Yamal peninsula http://ning.it/bDsdRs
14:08 from goo
出会い系サイトに登録してみた #goo_north_eurasia http://bit.ly/bNRtAB
14:10 from goo
URALISTICA(フィン=ウゴル系、そしてサモイェード系の人々のためのSNS)に登録してみた。 #goo_north_eurasia http://bit.ly/bNRtAB
15:10 from goo
川崎市市民ミュージアム「アイヌ-美を求める心」 #goo_north_eurasia http://bit.ly/cuQdvR
17:36 from goo
考古学関連ニュース2題 #goo_north_eurasia http://blog.goo.ne.jp/north_eurasia/e/abeb965945c8df68f522ab19d5f71813
18:04 from web
URALISCAでOrtemさんからコメント1件ついた!
Welcomeメッセージだけだけど(^^;;
by north_eurasia on Twitter
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考古学関連ニュース2題

さて、Twitterの方でも流した考古学関連のニュース二題。

◆南西シベリアの方の話。
Potentially New Bronze Age Civilization Discovered in Siberia

Unearthed Aryan cities rewrite history

The place where Europe began: Spiral cities built on remote Russian plains by swastika-painting Aryans

なんかヨーロッパ人の起源が書き換わらんばかりの書きっぷりのところもあるけど、別段そんな新しい話でもなかろうに。ウラルから西シベリアにかけての草原地帯に印欧語族系の人々の発祥の地があった、という話自体は昔からあるけどやっぱりソ連時代はソ連以外の地域からは謎に包まれていて、近年どんどん交流や研究が進んで新しく成果が世に出るようになってよかったよかったというお話。

何か新しい話でも?と思ったけど特に言及はされてないし、BBCの取材が入ったってとこがポイントなのか知らん。TV historianってなんだろ。吉村作治みたいな人のことかな(^^)?

それだけじゃあんまりなので記事中に名前の出ている代表的な遺跡であるArkaimの城砦遺跡の図なんかを。

見ての通り結構な規模で、家がぽつぽつ建っているような集落とは全然様相が違います。ちなみに一つ一つの区切りが家だと思ってください。この中にさらに部屋の間仕切りやら炉の跡やらが。
こんなのが南ウラル辺りから西シベリア南西部にかけてたくさん分布していたわけですね。紀元前三千年紀の前半に。

<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?q=52.648584,59.571476&amp;amp;ie=UTF8&amp;amp;ll=52.616381,59.530571&amp;amp;spn=0.074257,0.186939&amp;amp;t=h&amp;amp;z=13&amp;amp;brcurrent=3,0x0:0x0,1&amp;amp;output=embed"></iframe>
ちなみにArkaim遺跡はここ(GoogleMap)


◆アンガラ川流域の話。
Archeologists discover Medieval cemetery in Siberia

ツングース系の集団が進出してくる前のアンガラ川流域の遺跡。1000年前と書かれているように、今のエヴェンキやエヴェンの御先祖様達がこれだけ広く東シベリアに拡散したのはそう昔のことではないのですが、1000年前とはちょっと最近過ぎる気も。拡散の最終段階なんでしょうか。

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川崎市市民ミュージアム「アイヌ-美を求める心」

サイト

2010年09月18日~2010年11月07日まで開催。
「北海道白老の財団法人アイヌ民族博物館所蔵の貴重なコレクションから300点を厳選して、近世・近代のアイヌ民具・工芸品のもつ美術的な側面を紹介します。また、当会場では、特別展示として、尾張徳川家関係資料のなかから、木彫熊ならびに八雲(ユーラップ)アイヌの民族資料を初公開します。」
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出会い系サイトに登録してみた

まぁ、出会い系っちゃぁ出会い系(笑)

フィン=ウゴル系、そしてサモイェード系の人々のためのSNSとして
URALISTICA」というのがあって、こういうのまで出てくる時代なんだなぁと
前から思っていたのですが、最近の勢いにまかせて登録してしまいました。

一応その手の民族の人のためのSNSなんだけど、
日本人なんかが登録してよかったのかなぁ・・・
いいや、ツラニズム的にOKということにしておこう(えー

貂主の国のTwitterアカウントとの連動設定もした。
携帯から直でURALISTICAへの投稿ができるので、

携帯⇒URALISTICA⇒貂主の国Twitter⇒貂主の国Blog

という、なんだかよくわからないけど世界を一周しているっぽいことが
できるのではないかと推察。

さすがに携帯から投稿するようなウラルネタがそうそうあるわけでもないと思うのだけど、そのうちやってみたいな。


何にもしないとSPAMっぽい気がしたので、以前ここでも載せたヤマル半島周辺の考古学地図を載せて「ウラル系諸族の歴史と考古学が超スキです」(超訳)とか書いてみた。

さて、誰かと出会うことになったらどうしよう・・・
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10月9日(土)のつぶやき

11:03 from Tweet Button
Archeologists discover Medieval cemetery in Siberia | The Archaeology News Network http://t.co/JGHJO6W via @AddThis
11:12 from Tweet Button
Antiquity Lives: Potentially New Bronze Age Civilization Discovered in Siberia http://t.co/Mp8vEeL via @AntiquiTweet
15:41 from goo
北ユーラシアの映像その1「Mansi music on the Sangkvyltap」(マンシ) #goo_north_eurasia http://blog.goo.ne.jp/north_eurasia/e/7ad7153fe3be6178434ace39f0d67e18
15:59 from Tweet Button
北ユーラシアの映像その2 「Mansi song」(マンシ)
「ハンティ=マンシ自治管区の先住民の音楽を近代的なアレンジで」提供するプロジェクトの音楽(2005年にCDが出たらしい)にマンシの映像を合わせたもの。 http://t.co/CSnclm5 via @youtube
by north_eurasia on Twitter
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北ユーラシアの映像その1「Mansi music on the Sangkvyltap」(マンシ)

何年か前に同じネタをやった気がするけど、だいぶ増えてきた気もするので。

Mansi music on the Sangkvyltap


西シベリアはマンシの動画。
最初の方で出てくる銀皿は中世にヴォルガブルガール、カザンの方で作られて持ち込まれたものですね、多分。

それ以外も数秒ごとにマンシ関連の映像・動画が繋ぎあわされていて、めったに見られないもののオンパレード。動物意匠はウラルの西側、コミ=ペルミャクの方とかウラル東西に広く見られるものですね。
2分12秒辺りには、おそらく西シベリアの戦国時代の武装復元図が。

それにしても、gooブログでYoutube動画を紹介するのって、Mixiでやるよりもめんどうなんだな。もっといくつか並べて紹介したかったのだけど、これでひとつ。

まだまだいっぱいありますが、twitterで紹介してgooブログに反映させた方が楽なんだろうか。とりあえず、まずはtwitterへの反映機能テストの意味もこめて。
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