二刀流

◆むとうさん:
リアルに復元するとどうなるかはともかく、こういうのがいくつも見つかっているので、
西シベリアにこういう二刀流戦士がいたことはいたようですね。



西シベリアのバガボンド、というよりは宇宙人の方が近い(笑)
鞘もないのに刀2本、というのが違和感の元なんですかね・・・

◆馬頭さん:
家は器、本は中身、だとするなら両方揃って意味があると思いんす(^^;;
歴史地図だけで100は超えてますからねぇ。鼻血が出そうです。
これまで把握できてない文化圏が多々あるので調べがいがあるというもの。

コア過ぎると思ったのはシベリア汗国やキマク、マグナフンガリアの地図はあっても、ハザールやヴォルガブルガールのそれはないということ。ハザールは南だから仕方ないにしてもヴォルガブルガールがないのは「そんなものメジャーすぎるでしょ」ということなのかと。いや、アジアじゃないからか・・・?

これはもう続刊でヨーロッパ=ロシア部北部+スカンディナヴィア版を出して欲しいですねぇ・・・
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買っちゃった・・・


ここ半年間というもの、ひたすら引越しに専念し、本を買うのも我慢してきたのですが、ようやく落ち着いてきたのでとうとう買ってしまいました・・・

Сибирь: Атлас Азиатской России.
Siberia: Atlas of Asiatic Russia

The present edition comprises information on the natural conditions and resources, history, culture, ethnography and economy of the Asiatic part of Russia. The atlas of Siberia is a reference – encyclopedic complex edition on geography, history and culture of Siberia from ancient times till present days. For the first time Siberia is represented as a single whole. The atlas contains more than 400 maps, skeleton maps, plans and about 1000 illustrations.

ということで、おおよそシベリアに関しては決定版ともいえる圧倒的なボリューム。広大なシベリアを相手にしているだけあって、サイズも超弩級。
一緒に写した「ソ連の考古学シリーズ」もたいがいの大きさですが、ご覧の通り小さく見えます。

何か比較になるものは・・・ということで、メインのPCと比較。

でかすぎる。デスクトップPCよりも1センチばかり背が高いです。

この大きさと800ページをゆうに超えるボリュームでフルカラー。
合間合間に差し込まれるシベリアの風景も魅力満点です。


西シベリアの戦国時代が取り上げられているのは当然としても、チュコト半島やオホーツク北岸地帯等を巡るチュクチやコリヤーク達とロシア勢力との抗争が歴史地図付で(もちろんカラー)取り上げられているのにも感激。

一つ一つの項は概説的なものであるにしても、図版の情報量が豊富なので補ってあまりあるというか、専門家の方ならともかく、ロシア語が×な私にとってはむしろこちらの方が実用的でおあつらえ向きです(笑)。

眺めているだけでうはうはにやにやしているのですが、
「これはちょっと・・・」な画像が一点。


”オスチャークのクニャージ”ということで、西シベリアの戦国時代関係の絵なのですが、頭にオンゴン差し込んでるわ、二刀流だわ、全体が醸し出す雰囲気はどう見ても「八つ墓村」です・・・(^^;;

というわけで、あとは本棚と机をそろえなきゃいけないんですが・・・
夏までに収まるところに収まるといいなぁ。
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