会社にとって売上はとっても必要なものです。
しかし、本当に必要なものは、売上という数字ではなく、入ってくる現金です。
・・・同じことじゃないか?
と言われそうですが、ちょっと違います。
普通、会社は現金取引をしないで、掛取引(かけとりひき)を行います。
つまり、締日(売上・請求の集計基準日)と支払日を決めてまとめて決裁を行います。
たとえば、「末締翌末払」という具合です。
この場合、たとえば、1/1~1/31までの納品の集計額を請求し、2/28に振込んでもらいます。
したがって、1/1に売った製品の債権(売掛金)は2/28にならないと現金化されないわけです。
この2ヶ月の間に得意先が倒産してしまうと、当然ながら「大損」です。1円も入ってきません。
そこで必要なのが「与信管理」です。
ちなみに、信用を供与している掛の状態のことを「与信」といいます。
与信管理の第一歩は、与信管理の重要性を認識することです。
いくら売上が欲しくてもお金が回収できなければ意味がありません。
得意先の危険性(債権の回収可能性)をよく考える必要があります。
具体的な与信管理の方法は、本屋に行くと色んな本が出ていますのでいくつか手にとってみると良いでしょう。
監査で与信管理の内部統制を検討する際には、次のような点を主にチェックします。
・与信限度を設定しているか
・与信期限を設定しているか
・与信限度の設定方法は適切か
・与信限度を超過して販売することが出来ない仕組みになっているか
・与信限度を超過する場合の手続は適切か
・与信限度を超過していないか定期的に調査しているか
などです。
今まで大手企業としか取引したことがない会社が、大手企業以外と取引をするようになったら要注意です。
与信管理の仕組みをしっかり作っておかないと、手痛い思いをすることになってしまいます。
勉強だと笑えるぐらいだったらいいのですが、場合によっては会社が消滅してしまうことになるので要注意です。
---------------------------------------------
このブログのほかに 東北温泉物語 も更新中です。
固い話ではなく、温泉関係中心に書いています。
よかったら見てください!
しかし、本当に必要なものは、売上という数字ではなく、入ってくる現金です。
・・・同じことじゃないか?
と言われそうですが、ちょっと違います。
普通、会社は現金取引をしないで、掛取引(かけとりひき)を行います。
つまり、締日(売上・請求の集計基準日)と支払日を決めてまとめて決裁を行います。
たとえば、「末締翌末払」という具合です。
この場合、たとえば、1/1~1/31までの納品の集計額を請求し、2/28に振込んでもらいます。
したがって、1/1に売った製品の債権(売掛金)は2/28にならないと現金化されないわけです。
この2ヶ月の間に得意先が倒産してしまうと、当然ながら「大損」です。1円も入ってきません。
そこで必要なのが「与信管理」です。
ちなみに、信用を供与している掛の状態のことを「与信」といいます。
与信管理の第一歩は、与信管理の重要性を認識することです。
いくら売上が欲しくてもお金が回収できなければ意味がありません。
得意先の危険性(債権の回収可能性)をよく考える必要があります。
具体的な与信管理の方法は、本屋に行くと色んな本が出ていますのでいくつか手にとってみると良いでしょう。
監査で与信管理の内部統制を検討する際には、次のような点を主にチェックします。
・与信限度を設定しているか
・与信期限を設定しているか
・与信限度の設定方法は適切か
・与信限度を超過して販売することが出来ない仕組みになっているか
・与信限度を超過する場合の手続は適切か
・与信限度を超過していないか定期的に調査しているか
などです。
今まで大手企業としか取引したことがない会社が、大手企業以外と取引をするようになったら要注意です。
与信管理の仕組みをしっかり作っておかないと、手痛い思いをすることになってしまいます。
勉強だと笑えるぐらいだったらいいのですが、場合によっては会社が消滅してしまうことになるので要注意です。
---------------------------------------------
このブログのほかに 東北温泉物語 も更新中です。
固い話ではなく、温泉関係中心に書いています。
よかったら見てください!