神倉神社はとても男性的な神社です。
それに比べて、花の窟神社はきわめて原始的な女性性を持っています。
社はなくて、岩そのものが御神体です。
山頂の大きな岩からなだれ落ちるように男性たちが駆け下りてくる神倉神社の祭りとは違い、こちらの神社のお祭りは綱引きです。
岩の上から浜まで、美しく花や扇で飾られた綱を引き、イザナミをまつります。
イザナギの命は、死んだ妻イザナミを黄泉の国まで追いかけていきますが、その変わり果てた姿を見て逃げ帰ったという神話があります。
そのイザナミの墓所と云われるところです。
私の学生時代の先輩が書いた本が新書になっていて、昔この地方には風葬の習慣があり、それを黄泉の国に見立てたのではないかとか。
ここに立つと、そのようなこともあったようなそんな気がします。
生きていることも、死んで自然に帰っていくことも同じようなことだった時代も。
熊野はそんなところです。
ここも世界遺産に登録されています。
それに比べて、花の窟神社はきわめて原始的な女性性を持っています。
社はなくて、岩そのものが御神体です。
山頂の大きな岩からなだれ落ちるように男性たちが駆け下りてくる神倉神社の祭りとは違い、こちらの神社のお祭りは綱引きです。
岩の上から浜まで、美しく花や扇で飾られた綱を引き、イザナミをまつります。
イザナギの命は、死んだ妻イザナミを黄泉の国まで追いかけていきますが、その変わり果てた姿を見て逃げ帰ったという神話があります。
そのイザナミの墓所と云われるところです。
私の学生時代の先輩が書いた本が新書になっていて、昔この地方には風葬の習慣があり、それを黄泉の国に見立てたのではないかとか。
ここに立つと、そのようなこともあったようなそんな気がします。
生きていることも、死んで自然に帰っていくことも同じようなことだった時代も。
熊野はそんなところです。
ここも世界遺産に登録されています。
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