母

夕方６時頃にケータイにかかってくる電話。
もちろんお仕事中。


「おでん、いらん？」
母からです。


もちろんほしいに決まっている。
そんな日はスーパーにもよらずに家に帰ります。


お鍋いっぱいのおでんを小鍋に分けて、あとはご飯と残り物。
お母さんとお父さんがいるから、私はまだまだ子どもでいられます。


本当にいい歳なのに、まだまだお父さんとお母さんに甘えさせてもらっています。
その変わりできるだけ不幸はしないようにするからね。


できる限り。

働く子どもらへ

お母ちゃんかて、なんべん仕事辞めようと思たんか。
働いてたら、みんなあ思てるんかなあ。


そうやって、ん十年。
松山ケンイチも、ＮＨＫの大河ドラマでこけたけど、がんばってる。


自分のことは自分では見えやん。
いつでも帰ってきてもええけど、まず休みもうて帰ってきてな。


お正月待ってるで…。

ほしいもの

大きな声では言えないけれど、もうすぐボーナス。
わたし、長いこと口紅買ってない。


買うぞ、買うぞ、買うぞ…口紅。
へる一方のボーナスだけど、何か自分のためにプレゼントしたいもの。


今あるのは全部、いつ買ったのさえわからないやつ。
清水の舞台どころか、縁側から飛び降りる勢いで買っちゃいます。

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

先日のコンサートで美しく有能な上司がジャズのスタンダードを歌ってくれました。
ピンクのスパンコールのドレス。


靴は１３ｃｍのピンヒール。
煌めくティアラ。


曲は『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
あんまりすてきだったので、ネットで検索してみました。


歌詞もため息がでるほどすてきでした。






わたしの心を歌でいっぱいにして
ずっと、ずっと、歌っていたい


あなたは私が待っていた人
愛するのはあなただけ


だから、今のままでいて
愛しているの


ｋｉｓｓ　ｍｅ…






ほんとディーバですね。
その愛する人も客席で聴いてくださったようです。


まるでドラマみたい、

おばＱ音頭

ジャニスの『パール』をさかのぼること１０年ほど。
自分で買ったのではなくて、何かの雑誌のおまけについていたのが『おばＱ音頭』のソノシートでした。


だから、私の音楽人生の始まりはこの曲かも。
あ、念のために説明しておくと、ソノシートといのは、今のＣＤみたいなもので、ぺらぺらで安物のシングルレコードみたいなものです。


なんと言ってもこの曲は歌詞がいい。
「空は晴れたし、ほいおばＱ…、
　頭かるいし…」


みたいな歌でした。
調べられたら、また紹介しますね。


ちなみに、プレイヤーはスピーカーもついていないような簡単なものでした。
小学校の図書室の音楽の本にも、よくソノシートがついていて、初めてクラシックを聴いたのもこのころでした。