熊野古道を歩こ

九条を守る女のワークライフバランス日記です。

紀の国へ 最後の仇討

2011-11-30 18:50:07 | 熊野古道紀伊路
この道はとにかくびゅんびゅん車が走るのです。
たぶん、今の季節でなければもういやになってしまう道です、



大阪府と和歌山県の県境で反復横とびをしようと思っていたのですが、これだけ車が走っていると恥ずかしくってできませんでした。



その途中にあったのが、日本で最後の仇討の跡。
なんでこんな所にあるのかというと、とにかく自分のところの領地で面倒が起こるのがやなので、藩の境を出たところで討ち取るようにと、許可が出たとか。



この碑には見事討ち取ったと書いてありましたが、追う方、追われる方、どちらも悲惨な境遇だったことでしょう。
車のはねられないように気をつけながら、手を合わせました。

紀の国へ ホテル跡

2011-11-30 05:24:41 | 熊野古道大阪京都
山中渓は撮りテツさんたちでなく、廃墟マニアの人たちにとっても聖地らしく、駅を出ると二軒のホテルの跡があります。
こんなところへ入るなんてぶるぶる。


黙ってそっと通り過ぎます。
紅葉はまだ色づきといったところです。


美しい水、緑の山、山中宿の風情、桜、とてもいいところなのですが、この季節紅葉は色づき始めというところです。

紀の国へ 山中渓から

2011-11-29 18:48:19 | 熊野古道大阪京都
大阪天満橋、七軒家浜を出発した熊野古道歩きもいよいよ紀の国に入ることになりました。
桜の名所山中渓を出発し、大阪と和歌山の県境を越え、布施屋の駅を目指します。



桜の時期にはたくさんの花見客と撮りテツ(鉄道マニアで主に写真を撮る人たち)でいっぱいのこの駅も、7時過ぎに降りるのは私一人。
情報によるとこの道は交通量の多い車道を歩く道らしいので、少し寒いくらいの方が楽だと思いこの時期に歩くことにしました。



各駅停車の電車が出ていきます。
私もリュックを背負い直し、紀の国に向かってスタート。



町はまだ眠っているようでした。

最高に臭かった食べ物

2011-11-28 16:26:57 | atelier nori
それは昨年の11月のことでした。
長男の誕生日を祝うために、東心斎橋の『ビストロ・ア・ヴァン・ダイガク』で家族が集った時のことです。



ディナーの最後にチーズの盛り合わせをオーダーしました。
5種類ほどのチーズの中に、ウォッシュチーズもあり、「くせがあります。」という説明だったのですが、そんなのへっちゃら。



うちの家族にはごちそうです。
ところが、別のチーズを食べたとたんに娘が、「動物園の味がする…、」



「あなた、動物園食べたことあるの?」と、言いながら私も一口食べました。
「動物園の味がする…。」



正確には山羊や羊の厩舎のあたりの臭いをぎゅっと濃厚にした味。
黒い灰をかぶったピラミッド型の山羊のチーズは美味しく食べられる私も、さすがにこのチーズは美味しいのかどうかもわかりませんでした。



目をつぶると、昔農家だったうちの庭で山羊がぽとぽとう○ちをしていた光景が浮かんできます。
たぶん食べなれれば、最高の好物になるのかもしれませんが、残念ながらその後食べる機会には出会っていません。

ウォッシュチーズ

2011-11-26 17:58:12 | ソトごはん
昨日、法律事務所に相談に行ったのですが、そこは和歌山駅の駅近でした。
そこで、近鉄デパートに車をとめ、帰りに久しぶりにデパートというところをぶらぶらしてみたのですが、ああ世の中にこんな所があるということを忘れていました。



最近は買い物といえば、ユ○クロや無○の通販。
ずいぶん地味な買い物しかしてなかったのですが、なんてカワイイ、なんて素敵なお洋服やアクササリ。



でも、それを買うだけのエネルギーは残っていなかったので、デパ地下でとびっきりの贅沢をしようと思いました。
ぶ厚いステーキの肉を見てもあんまり食べたいという欲はなく、一番食欲をそそったのがウォッシュチーズ。



私は甘いものはあまり好きでばく、スウィーツやフルーツも特別食べたいとは思いません。
反対に好きな食べ物が臭いもの。



他人に嫌われるので、黙っているのですが、臭いもの大好き。
特にウォッシュチーズは人生で2番目に臭い食べ物です。



どれくらい臭いかというと、夏の間1カ月間履き続けた靴下の匂いかな。
でも、昨年もっと臭いチーズに出会いました。



その事はまた。