あがらの九条

あがら　日本のみんなあ　ええことはええ　わりことはわりて　誰にでも　気がねのう言えて、世界のみんなあ　安心して暮らせる　世の中にしたいもんやて　願（ねご）てらのう。


ほいでよぉ　もうまあ　戦争ら　せんとこらって　三つの約束したいしょ。


いっこはねぇ、昔はよぉ　あがの言うこと　聞かん国あったら、「こえから戦争するぞぉ」ちゅうて、前もって言うたら　戦争してもええことに　なっちゃあったんやけど、そんなこた　もう認めへんでぇって。


もいいっこはね　もし国同士　思ちゃること　ちごてよぉ、なんやかんやもめてよぉ　そえを治めるんやちゅうて、
「ちぇっ（舌うち）、えーい　言うこと聞かんのやったら　ミサイル打ち込むぞぉ」ちゅうて　おどす。


そんなこともせぇへんでって。


おれ、「戦争放棄」って言わいしょぉ。


あえは　戦争ら　もうまあ　いつの世までも　ぽい捨てやって　いうことなんやで。


よやからよぉ、陸軍やの　海軍やの　空軍やの　核兵器やの、毒ガス、戦闘機、戦車、人殺しの道具ちゅう　道具一切持てへんて。


そうやろ　そんなん　持ってみな、おまん（あんた）。


あがらの孫、若い子（こぉ）ら、また戦争にひっぱられるようになるでぇ。


そんなこた、もうまあ　二度とせんて。


しまいになったけどよぉ、政府（国）が「戦争するんや」ていう権利も　絶対　認めへん、これがあがらの　憲法九条やいて。


注　あがら（吾等）　共通語では私たち













今日風邪気味で家におります。とても長くなりましたが、ミッド有田、湯浅弁での憲法九条、全国に発信します。

どうきん、どうど

土曜、日曜と京都に研究会で出かけていました。
自腹でお仕事の研究会です。


そこでたまたま同室になった人に、和歌山のどのへんから来たのですかと聞かれ、有田と答えたら…
「学生時代に有田の人がいました。」


「『どうきん、どうど。』とか言うんでしょう。」
はい、その通り。


共通語に訳すると、「雑巾、どうぞ。」
だ行とざ行が発音仕分けられないのです。


私も数々の恥ずかしい体験があります。
「銅像」とか発音するのは至難の技です。