熊野古道を歩こ

九条を守る女のワークライフバランス日記です。

栖原の村

2012-07-31 08:18:34 | 和歌山いいところ
施無畏寺から栖原の村が眺めた景色です。
不思議なことに、この寒村(住民のみなさますみません)からは須原屋茂兵衛の他にも、文化人や北方の漁場をきり拓いた栖原角兵衛など様々な方が輩出されています。


今はしらす漁やしらす加工、柑橘類などの栽培が盛んです。
また、ここの栖原温泉は料理自慢で『あまから手帖』にも取り上げられたことがあります。


今は海水浴、カヌーなどができます。
カヌーはインストラクターがついて、先に紹介した島々まで往復できるそうです。

鷹島、毛無島、刈藻島

2012-07-30 08:38:29 | 和歌山いいところ
施無畏寺は「畏れること無きを施す寺」、つまり誰もこの境内ではなにも畏れることなのないことを施してくださるお寺です。
住職は夏の蚊さえたたいたりしないとか。


春や秋は文句なしに美しいのですが、このお寺の本堂の門から見える景色はまさに絶景です。
ことに明恵上人は鷹島を愛しておられて、後年栂尾の高山寺からこの島に向けて手紙を書いていらっしゃいます。


宛名は島殿。
また、島の小石を大切に持っていらっしゃって、われなき後は飛びて帰れとの歌も残してします。


人も自然も等しく愛された方だったようです。

施無畏寺

2012-07-29 08:28:06 | 和歌山いいところ
田村漁港を過ぎると小さなトンネルがあり、そこを過ぎると栖原の海岸です。
今はたくさんの海水浴客やカヌーに乗る人でにぎわっています。


施無畏寺はこの栖原海岸を見渡す坂の上にあります。
桜の季節には見事な桜のトンネル。


紅葉の季節には紅葉のトンネル。
でも夏の今は緑の中にひっそりとたたずんでいます。


明恵上人開基のお寺で、白州正子さんがここに来た喜びを本の中に書いておられます。
また、江戸期最大の出版業兼卸問屋の須原屋茂兵衛の墓がここにあり、『江戸の本屋さん』の著者もまたこのお寺を訪れています。

田村漁港

2012-07-28 09:40:22 | 和歌山いいところ
ラブラックカフェから絶景の海の景色を見ながら車を走らせると田村漁港が見えてきます。
釣りに趣味のある方は、釣り道具を用意してくるといいですね。



朝早くから釣り糸を垂れている人も多いですよ。
そしてここは和歌山でも最高のブランドみかんの産地。


田村みかんは、有田みかんの中でもトップブランドです。
私は堺東の高島屋で、セロファンに包まれて一個売りされているのを見たことがあります。


しらすの加工工場もたくさんあって、小売もしています。
ただし、おいしい釜揚げは痛みやすいので、帰りに買った方がいいでしょう。

ラブラックカフェ

2012-07-26 19:48:59 | 和歌山いいところ
保田橋南交差点を南に曲がるとしばらくまっすぐな道があり、千田神社前をすぎると急に目の前に海が広がります。
紀伊水道です。


ここにラブラックカフェがあります。
確か、ここはずっと倉庫跡でした。


そのうちにだんだん何かお店をやっているようになり、駐車場に車があふれるようになり、今では若い子向けの雑誌に頻繁に紹介されるようになりました。
一番新しくは『SAVVY』という雑誌で紹介されています。


何とこの猛暑の中、エアコンがなくても涼しいらしい。
夏になって行っていないので、確かめなくてはなりませんが。



営業時間は11時から日没まで。
日没の景色は絶景です。


時間を忘れて、自然に浸れます。