感じるままに

ポーランド ボレスワヴィエツ、クラクフ各都市と産品の紹介。欧州現地事情やニュース、隠れたスポットの紹介。

ドイツ 青年の家

2009年10月25日 15時03分04秒 | 旅行
「青年の家」というのをご存知でしょうか?
都道府県管轄の宿泊の出来る青少年のための教育施設です。私も小、中学校時代は団体で宿泊した経験があります。
ドイツにも同じような施設があり、訪問しましたのでご紹介します。

↓宿泊施設外観


原語ですがホームページはここ。

年間1万人が利用するこの施設では様々なプログラムが導入されています。
最近ではエココース、ソーラーコースやバイオコースも始まり、自然コース、工作教室、音楽コースも従来通り行っていました。 パンを焼くコースもあり、すぐ隣のアルザス地方のピザに似たフラムクーヘンを焼いて隣国の食文化を知る体験をしたり、野原を歩いて食べられる植物とそうでない植物の識別をしながら食物の大切さを学んだりもしています。

↓パン焼き窯


基本的にはユネスコの児童教育精神に則ってコースは組まれておりユネスコの提唱する国際理解教育も含まれています。
頻繁に他国の生徒を受け入れ、隣国フランス、ポーランドからは随時受け入れをしていますがEUとなってからは「ヨーロッパに国境は無い」との考え方を自然に子供達に浸透させているとのことでした。
夏には13日間の特別ブログラムがあり、全員で新幹線より早いICEでパリ日帰りツアーも含まれていて日本と同じように学校の先生が付き添います。夏のプログラムは親が子供を預けてその間夫婦でバカンスに出かけるという習慣も反映していると思われますが長期の理由を尋ねると「コースも2日程度だと体験にはなるが経験にはならない。体験は翌日に忘れる可能性がある。我々は子供に一部経験となるものを残していきたいのです。」と所長から言われ、納得しました。
この日はゆっくりと施設を見学し、穏やかな1日でした。

↓遊び場です。卓球をしたりしています。



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ポーランド クラクフで見たボレスワヴィエツ

2009年10月24日 13時47分29秒 | 旅行
ポーランドのクラクフで夕食をとることになってたまにはイタリアンも食べたい
という話になりました。
そこで地元の知人に尋ねましたらリーズナブルでめずらしく本物の味のイタリアン
があるという事でを紹介してもらい、早速予約をして訪れました。

レストランの名前はCarlito。以前ブログで紹介したSEPHORAから広場を背にして
次の四つ角の左角にあります。
中に入ると高い天井が印象的で中央に噴水があったりします。



夏はらせん階段で上ってテラスで食事をすることも出来ます。

 

地下室もあり、パーティー利用や大人数で食事も出来ます。 
1階には中2階もあり、とても広いレストランでした。
話に夢中になり写真を撮るのをすっかり忘れてしまい残念ながらすべてをお見せ
することは出来ませんが手ぶれながらレストランの中央広場の写真はご紹介します。

前菜に4人で行き、前菜にマルガリータとルッコラピッツァを2枚頼みましたが本国の味と遜色なく、
その後のコトレッタも美味しくいただけました。
最後はいつもエスプレッソとグラッパですがエスプレッソと共にやって来たシュガーポット
に目が止まり、裏をみるとやはりボレスワヴィエツ社のものでした。



またもやその日は長話をし、ふと時計を見ると12時近く。5時間近くレストランにいた
ことになり、自身のギネス更新となった夜でした。(T△T;)


↓このボレスワヴィエツ陶器が10月末に日本にやって来ます
ボレスワヴィエツ陶器 ボレスワビエツ、ポーリッシュポタリーの入り口 Entrer to Boleslawiec ceramics

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ドイツで見たボレスワヴィエツ ポーリッシュ ポタリー

2009年10月23日 12時35分52秒 | 日記
ドイツ ザールランドにある知人の家を訪ね、その夜食事をごちそうになりました。
見るとボレスワヴィエツ陶器が棚の中にあり、最初はブンツラウかと思いました
が裏を見るとポーランドのボレスワヴィエツ社製でした。
絵柄が好きでコレクションを始めると他の食器が買えなくなる、と言っていました。


↓棚の中


下の写真は窓際にボレスワヴィエツ陶器を使ってデコしたものですが
こういう使い方もあるのかと感心したものでした。


↓窓際のデコ




ドイツでもボレスワヴィエツを使うのはめずらしいことではなく誰でも知っている
陶器でドイツ国内にもショップや専門の代理店があり、
わざわざボレスワヴィエツまで行かなくても手に入ります。

料理はさすがにドイツらしくジャガイモをにソーセージ、トマト、人参、玉ねぎを和えて
オリーブオイルを絡めてから器ごとオーブンで焼いたグラタンでしたが美味でした。
今ではこの料理は家での定番となっています。 
実際は少し蜂蜜を絡めると味と光沢が抜群によくなります。



蜂蜜をつかったオーブン料理はここ

↓実際にその夜食べたジャガイモのグラタン


久しぶりに夜遅くまで会話し、楽しい夜を過ごすことが出来ました。


↓このボレスワヴィエツ陶器が10月末に日本にやって来ます
ボレスワヴィエツ陶器 ボレスワビエツ、ポーリッシュポタリーの入り口 Entrer to Boleslawiec ceramics

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ポーランド ボレスワヴィエツ陶器 ファクトリーショップ

2009年10月19日 20時25分48秒 | 旅行
ポーランド ボレスワヴィエツ。この街にあるボレスワヴィエツ社。
ここにはファクトリーショップがあります。 いわゆるアウトレットと言う表現の方が近いでしょうか。

ボレスワヴィエツ陶器は注文を受けてから生産計画を立てて製造を行うのですがやはりハンドメイド
ですので柄がずれたり白い面に色がついたりと筆のあやまりが時々起こるようでそれらは
B級品と呼ばれ、その中で大きな問題が無さそうな陶器はショップで売られます。

中には作り過ぎたりキャンセルを受けてしまったりしたA級品も混じっていますので玉石混合状態です。
ここでショッピングするのは確かな目が必要かもしれません。

↓ボレスワヴィエツ社ショップの中


↓結構びっしり積んでいます。


ずいぶんこのショップには長居しましたが時々買い物ツアーバスがドイツやオランダからやって来て
一時的にパニック状態になります。
ショップの人もその時は総出で対応しています。 どっとバスで来てレジに列を作って大量買い、さっと引いて呆然状態。
この波が何度も押し寄せていました。

↓ショップの入り口から外に向けて撮影(大きなポットとカップです)



↓このショップの裏手にある工場で作られた陶器が10月中に日本にやって来ます
ボレスワヴィエツ陶器 ボレスワビエツ、ポーリッシュポタリーの入り口 Entrer to Boleslawiec ceramics

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ハンドメイド王国 ポーランド

2009年10月12日 13時59分43秒 | 旅行
久しぶりに投稿する時間が出来ました。
ポーランドは私の目で見るとハンドメイド王国のような気がします。

各地のお店を覗くとどこも綺麗な商品がおいてあり、よく見るとハンドメイドではないかと思うようなものばかりです。 
訊ねるとほとんどがそうでした。
家具から生活用品しかり、雑貨等いろんなものが手作りで出来ているようです。
    
                    

ハンドメイドの雄といえば何度かご紹介しているボレスワヴィエツ陶器、ボレスワビエツ ポーリッシュポタリーと呼ばれているポーランド西部の街ボレスワヴィエツの陶器だと思うのですが私はハンドメイドフィギュアも気に入っています。ポーランド人は結構フィギュア好き
だということがわかりました。
そういえばどこに行ってもフィギュアが置いてあったような記憶があります。

この国には手作業でしか出来ない産品も豊富で羽毛などが代表格ですね。
日本で売られている羽毛材料はポーランド産が特に多いようです。 去年知って驚いたのはビッグカメラの子会社がクラクフにあり、
羽毛の買い付けを行っているということです。 ビッグカメラに羽毛布団がありましたのでよく見るとポーランド産羽毛でした。

ポーランドは農産物の輸出も多く、馬肉の輸出は日本向けが大半で日本の馬肉の6割がポーランド産と聞きました。 
日本で食べるさくら肉は知らないうちにポーランド産だったりするのでしょう。 カタツムリ、いわゆるエスカルゴの養殖も盛んでヨーロッパ
地域にかなり輸出されています。 もしかしたらすでに日本にも大量に入って来ているかもしれませんね。 
日本のフレンチレストランでポーランド産のエスカルゴを食べる、この構図は多くの方がすでに知らないうちに体験しているのかもしれません。

↓象のマリアージュ                          ↓天使のマリアージュ
                   

話を戻してフィギュアですがポーランドでは象やドラゴンが幸福のシンボルだそうです。 
先日日本にも象のフィギュア好きの方がいるのを知って意外でした。
フィギュアは作家の方が思い思いに作っているようです。
工房を見学しましたので写真とビデオを一部ご紹介します。

ポーランドのハンドメイドフィギュア


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ポーランド ボレスワヴィエツ陶器の製造工程 ボレスワビエツ ポーリッシュポタリー

2009年10月04日 14時31分09秒 | 日記

ボレスワヴィエツ陶器の製造工程をご紹介します。
(写真は自ら撮影したものでボレスワヴィエツ製陶社より公開の許可を得ています)
ボレスワビエツ陶器、ポーリッシュポタリーとも呼ばれるボレスワヴィエツ陶器でボレスワヴィエツの街は中世より良質の粘土が採取された街で地質そのものがこの街の窯業を支えてきました。
約15社ある製陶社の中でも老舗ボレスワヴィエツ社の工程をざっとご紹介致します。写真の中の番号を参照しながらご覧下さい。

1.地下から粘土を抽出し、捏ねる工程です。
2.捏ねられた粘土は石膏型に入れて型抜きされます。最後の本焼きの後は型抜き  された大きさより約10%程度小さくなります。
3.棚入れ乾燥
4.検品工程:バリを取ったり、粗面を落としたりします。

 

5.850度で素焼きを行います。
6.洗浄して粉を落とします。
7.手で絵付けを行います。 (写真はスタンピング工程)私も絵付けさせてもらいましたが数枚だめにしてしまいました。
8.釉薬を吹き付けます。 釉薬の中身はノウハウで門外不出。一握りの社員のみが調合を行います。
 ↓

9.本焼き:1250度で16時間焼きます。 この本焼きの温度が高いことが  陶器の強度を増すポイントです。  この工程があってオーブンや食器洗い機に耐える食器となります。
10.底面をベルトグラインダーを使って磨きます。
11.完成後の検品作業です。
12.顧客へ



ざっとですが紹介させて頂きました。すべて手作業で行うので大仕事ですが伝統的な作業とも言え、今後も継続していくことを願っています。
↓ここで作られた陶器が10月中に日本にやって来ます。
ボレスワヴィエツ陶器 ボレスワビエツ、ポーリッシュポタリーの入り口


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