感じるままに

ポーランド ボレスワヴィエツ、クラクフ各都市と産品の紹介。欧州現地事情やニュース、隠れたスポットの紹介。

IKEA の暴露本出版 「イケアの真実」

2010年08月30日 12時38分24秒 | 日記
今月ドイツで発行された本が話題になっていますのでご紹介します。
"WAHRHEIT ÜBER IKEA"「イケアの真実」というタイトルで著者は経営者の右腕と言われたヨハン・ステネボ氏です。
彼は長年IKEAで働いていましたがコスト追求のために非合法な事を繰り返す会社の方針に愛相を尽かせて退社しこの本の執筆を始めたそうです。
インサイダーによる暴露本ですが重要なポジションにいた人物の著述だけに興味深いものがあると思います。 すでに話題の本となっており多くのコメントが寄せられ大きな反響があります。

私は読んでいませんので記事やコメントの内容を総合的に判断してここでご紹介するだけなのですが私の目ではかなり厳しい内容です。
一部紹介しますとIKEAは年間2億本の木材が必要だがそのうち7千万本は非合法に入手している。
ロシアのタイガで非合法に伐採した木材を中国企業経由で購入しているなどびっくりする内容が満載のようです。
カラクリはわかりませんが私の知る限りでは木材を輸入する場合、木材が合法的に伐採されたか証明する必要があります。(日本でも同じです)

IKEAのイメージダウンは避けられませんがIKEAは現在沈黙したままでコメントは発表していません。

↓ドイツ語ですがご興味ある方は
286 pages, € 24.90
ISBN 978-3593392462




↓癒しに新着の陶器でも



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ボレスワヴィエツ陶器祭り2010

2010年08月29日 12時54分22秒 | 旅行
8月22日まで恒例のボレスワヴィエツ陶器祭りが行われました。
年々盛り上がっているようでヨーロッパ各国からの観光客が増えているようです。



パレードも盛大だったと聞きましたが残念ながら私の特派員はパレードに遅れてしまいましたのでパレードの写真はありません。
このお祭りにはボレスワヴィエツ陶器のみならずチェコやハンガリーの工房も出展し全部で約70の工房が出展します。
14世紀から始まった陶器作りの伝統を引き継ぐために毎年開催され続けますが昨年は日本の窯も紹介され実際に窯を作っていました。



この街の陶器博物館には1753年に作られた大変大きな壺があり、以前は中央広場に置いて
ありました。
日本の有田陶器市のポーランド版のようですがこういう伝統は末長く続けて欲しいと願っています。



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ヨーロッパ 日本人100歳以上行方不明事件への反応

2010年08月15日 13時29分05秒 | 日記
先日から連日報道されている100歳以上の方の多くの所在不明事件ですがヨーロパではかなり派手に報道されているようです。
ニュースのどこを見てもかならずトップ10に入るのではないかと思うくらいの扱いですが良いニュースならまだしも今回のような件で報道されるのは良い気がしませんが受け止めるしかありませんね。

ヨーロッパの報道は総合的にはいくつかの疑問点を指摘していますがイギリスの報道は、

「このミステリアスな状況は日本で急激に膨らんだ経済活況に対応するために働きすぎた結果、老人が忘れられたり孤独な状況に追いやられたりしたことで単純に社会との接触が無くなったために起こった悲劇」と伝えています。

記事はここ


日本の行政の欠陥を露見させ、結果不正年金受給という事態にもなり、平均寿命を延ばす長寿国日本に疑問を抱かせる状況です。
日本の長寿の一因は「栄養バランスの良い和食にある」というのが私の知る限りの定説ですがこの説が欧米の和食ブームのアクセルになった背景を考えると大袈裟ですが食文化の評価にも影響を与えそうで残念です。

記事へのコメントを読むと
不明なのに年金を受給している者がいるがどうやってそんなことが出来るのか?
管轄の役所は何をしているのか?
誰が替わりに年金を受け取っているのか?
等々。

「日本では詐欺が横行している」と言うのものもあります。

世界へ恥をさらした一件ですが早急に対策が立てられるか、これまた疑問を感じるのは私だけでしょうか?

話題は変わって今年のボレスワヴィエツ陶器祭り(第17回)は8月18日から22日まで行われます。
後ほど特派員が写真と共に情報を送ってきますのでその際はまたご紹介します。
来年機会があれば現地パレードの中心人物であるノヴァック氏と共に参加してもいいか
な、とも思っていますが扱っている蜂蜜の採取時期と重ならないので微妙です。
↓和みにどうぞ


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ルフトハンザ エアバス成田便は正しい選択?

2010年08月09日 12時36分07秒 | 日記
今朝のドイツのニュースを見て「やはり」と思ったのは私だけではないかもしれません。
成田発フランクフルト行きのエアバスがフランクフルト空港で1機のエンジン停止で緊急着陸を行いました。 多くの日本人を含む536人の乗員がいたそうです。
無事着陸出来て本当に幸いでした。

ルフトハンザはこの夏から成田ーフランクフルトに最新鋭エアバスA380を導入しました。
個人の感覚的な意見ですが私はどうもこのエアバスを信用しきれていません。
機種は別にしても最近の事故の頻度と原因解析の不十分な点が気がかりで根幹に何かあるのでは、と臆病な私は疑ってしまいがちです。
私もよくルフトハンザを利用するのですが先々月にフランクフルトへ飛んだ際は往復エアバスが飛ばない日を選んで利用しました。

記憶に新しい事故ではエールフランスのエアバスが大西洋上で墜落した件ですがこれもエンジントラブルだったのでしょうか。 このような重大な事故が発生したにもかかわらずブラックボックスも改修されず原因解明が十分にされないとなると解明されるまでは利用を控えたいと思ってしまいます。

お披露目飛行で墜落したA320の当時の映像が下記で見ることが出来ます。

事故の映像はここです。


↓和みに


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ポーランド ヴァヴェル城 歴史の光と影

2010年08月08日 15時27分06秒 | 日記
ポーランドの旧首都クラクフにヴァヴェル城があるのは多くの方がご存知かと思います。 この夏訪れた方や予定の方もいらっしゃるでしょう。世界遺産の一部でもあるこのヴァヴェル城の歴史は素人の私が解説するまでもありませんが第二次大戦中ドイツ占領下のドイツ人 ハンス・フランク ポーランド総統がクラクフで行った事実を解説した本が今月ドイツで出版されます。(初公開写真満載との事です)

Krakauer Burgはこちら
(矢印をクリックすると中身が閲覧出来ますので是非ご覧下さい)

彼は1939年からポーランドに支配者として君臨し、カティンの森事件の年にも現役でした。
ゲットーというユダヤ人強制居住地区をつくるため以前のブログで紹介したユダヤ人街を壁で囲んでそこに次々とユダヤ人を移住させ、そこから労働者として映画「シンドラーのリスト」で知られるホーロー工場へ強制労働にかりだしたり、最後にはこのゲットーからアウシュビッツ強制収容所へユダヤ人を送り出しました。
ポーランドの知識人を虐殺しながら統治を行ったハンス・フランク。 同じ頃ポーランド東側ではソ連によるカチンの森でのポーランド人虐殺。
西へ逃げても東へ逃げても悲しい結末を迎える可能性のあったこの時期は大変悲惨だったと思います。

ハンス・フランクは妻と共にこのヴェヴェル城へ住み、王と王妃のように振る舞っていたようです。 またもや以前ご紹介したダ・ヴィンチの「テンを抱く女」もヴァヴェル城に移動させられていました。レンブラントの作品も含む多くの国宝級の美術品を城に集め、1945年に彼はこれらを持って脱出しましたが戦後美術品の多くはポーランドへ戻りました。




↓ヴァヴェル城の写真集


上記日本未発売のヴァヴェル城の写真集は10月より限定ですが購入することが出来ます。(英語)

故カチンスキー大統領の葬儀も行われ埋葬されたヴァヴェル城、また訪れる時には違った角度から見ることが出来そうです。

今気付いたのですがブログを開始してから今日でちょうど1年。
勝手気ままに書いているブログを毎回読んで下さっている方、コメントを寄せて頂いた方にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

↓ちょっと息抜きに


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