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福島第一原発 ドイツメディアのとんでもない報道

2011年03月25日 15時19分55秒 | 報道
数日前に目にした記事はとても驚きました。

記事の題は「東京電力はホームレスを現場に送っている?」

最初は何のことかわからず読み進んで行きますと東京電力は原発の作業に住所不定のホームレスや外国人労働者を事故現場に送り込んでいるということなのです。
東京電力は自社の社員の安全を図るため命を賭ける危険な作業は不明な労働者に託しており、これは過去10年に渡って行われてきた非道な行為であると言うものです。
この内容を信じる日本人はいないと思いますが内容は驚くと言うよりは怒りを先に感じてしまいました。
ゴシップ紙の戯言かと思いきやDIE WELDと言う日本で言えば読売や朝日のようなメジャー誌です。

原文はこちら

更に翌日「日本の緑茶はもう飲めない」など全ての食品が放射線に汚染されているかのような報道があったりして根拠の無い報道が不安に拍車をかけているようで日本からの食品の輸出に大きな影響を与えているようです。

悪い風評を煽る理由はわかりませんが行き過ぎだと思います。

私個人の感想ですがドイツメディアは非道な行為に対してはかなり大きく報道をする傾向があり、これはドイツ自身が第2次大戦中に行った非道な行為のトラウマを希釈する行為のような気がしますが今回は根拠も無い状態なのであてはまりません。

東京電力はこの記事に抗議する必要があると思いますが果たして気がついているかどうかわかりません。

今後はまともな報道がなされる事を祈念しています。

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1 コメント

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集団ヒステリーはドイツ人の民族性 (T-boneTalker)
2011-04-24 12:09:05
このドイツのメディアとドイツの人々の過剰な反応は第二次大戦中のトラウマよりも元々彼らが“集団ヒステリーに陥りやすい”と云うことだと思います。魔女狩りと同じようなものでしょう。20世紀にはユダヤ人、21世紀には日本人と云うことでしょう。
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