珍しく日曜のお休みです。
ず~っと行きたいと思っていながらなかなか休みがなく、
とうとう最終日になってしまった呉市立美術館の「ピカソ展」。
とうことで今日は「ピカソ展」を見に呉へGOGOです
いい天気になりました。
最近でかける時はいつもいい天気です。
ちょっと雨女脱皮かしら!?
クレアラインに乗らずに行きましたが、意外と呉って近いですね。
坂の海浜公園や呉ポでくつろいでいる家族連れも多そうです。
お弁当を持って海を見ながらランチなんてのもいいですね。
そういう風に時間や目的を気にせずにゆっくりしたいものです。
さあ1時間ほどで呉市内に到着です。
今日のランチは呉っぽいものにしようということで、
冷麺で有名な「呉龍」に行きました。
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005652203/P059491/
ネットで調べた限り、普通の冷麺じゃなさそうです。
12時前ですが、すでに10人弱の行列ができています。
きっと小さなお店なんですね。
駐車場は3台分しかありませんが、店の前に路駐している車も多いです。
これがいつもの風景なのでしょうか??
せっかくきたので30分待ちくらいは仕方ないか、と思いつつ並ぶことに。
店の前には自由にお使いくださいの日傘が置いてあったり、心遣いがうれしいお店です。
冷麺だからか、思ったよりも早く行列が進みます。
10分も待たないうちに中に入れました。
店内は10人くらいが座れる広さです。
メニューは多くありません。
まあ多い必要もありませんが、とりあえず噂のワンタン入り冷麺を頼みました。
チャーシューとゆで卵、きゅうり、ワンタン、エビがのっています。
麺は平打ち麺です。
ほほお、これが呉の冷麺の特徴なんですかね。
不思議な食感です。
普通の冷麺とも盛岡冷麺とも違う、初めての冷麺です。
変にコシがありすぎるわけでもなく、かといってやわらかいわけでもなく。
つるつる、わしわし食べれる感じなんですわ。
つゆも冷麺独特の酸っぱさはなく、あっさり鶏がらスープです。
スッパすぎず、辛すぎず・・・食べやすくてさっぱりしていいですね。
これは夢中になる味です。
この冷麺で風変わりなところといえば。。。
ワンタンが異様に甘く、エビが異様にスッパイところです。
いや~風変わりですわ。
エビなんて食べた瞬間その酸っぱさにびっくりして、顔が固まったくらいです。
まさかエビがこんなにスッパイなんて想像すらしてなかったもんで・・・びっくらこきました。
あとワンタンも「お菓子か
」ってくらい甘くて、これまたびっくらでした。
おかずの甘味を越えてます。
でもまあこの2つの極端な味が箸休めになるのかもしれませんね。
いろんな意味で忘れられぬ味ですね。
また食べたいなあ。
近くにいたら1ヶ月に1回くらいは食べたくなるかも。
さあ呉の味に満足したところで、今日の最大の目的、「ピカソ展」です。
http://www.kure-bi.jp/
呉市立美術館は入船山公園の中にあるんですね。
呉に来るのは2回目くらいですが、入船山公園くらいはきいたことがあります。
ちょっとした呉の名所ですよね。
「ピカソ展」の内容は、ピカソの晩年のエッチング、陶器、版画、写真、ポスターを中心に展示されています。
私はピカソの油絵よりも、エッチングや陶器が好きなので今日の内容は願ったりかなったりです
それにしても呉市立美術館、ちょっと暗いです。
去年は岡山までピカソ展を見に行きましたが、空間も内容も岡山の方が大きかったので・・・それに比べるとちょっと物足りなかったかな。
展示内容も似てたしなあ。
でも今日はピカソのポスターがたくさん展示してあったので、そこがすごくよかったです。
複製でも印刷でもなんでもいいのでピカソのポスターを飾れるような家に住んでみたいなあ。
秋には東京でピカソ展があるようなので、行ってみたいものです。
やっぱり東京は規模が違うだろうからなあ。
ちょっと計画してみるかな。
ピカソ展の後は、隣にある入船山記念館に行ってみました。
http://www.kure-bi.jp/irihune/index.htm
呉市立美術館や大和ミュージアムの半券を提示すると、入場料が20%割引になります。
中に入ると旧呉鎮守府司令長官官舎があります。
重要文化財に指定されているそうです。
無料ガイドボランティアさんがいるので、説明を聞きながら回ることもできます。
この官舎の中は、洋館と日本家屋が一体化したような感じです。
不思議な空間ですね。
部屋がたくさんあってちょっとした迷路のようです。
庭や縁側もあってまるで田舎のおばあちゃんちに来たようなノスタルジックな気分になれます。
でも入船山記念館ってもう少し景色のいいところかと思ったのですが。。。
特に見所はない感じです。
なにかのついでに見に行く程度でいいかな。
ここまできたのでついでに大和ミュージアムにも足を伸ばしました。
大和ミュージアムも呉市立美術館か入船山記念館の半券があれば入場料が100円引きになります。
このあたりの施設をはしごするとお得でいいですね。
http://www.yamato-museum.com/
戦艦大和も宇宙戦艦大和もほとんど知りませんが、展示が綺麗で、空間構成もいいので意外と女性でも楽しめますね。
戦艦大和の展示がメインなので、展示全体がやはり戦争色は濃いですが、原爆記念館のようなまさに戦争=原爆=悲惨という重苦しい空気はないように思えます。
小学生の頃、福岡に住んでいましたが、毎年8月6日は登校日で戦争映画やドキュメンタリー映像を鑑賞するのが恒例行事でした。
生々しくない戦争なんてものはありませんが、あまりの生々しさに毎年気分が悪くなり、ご飯が食べれなくなったのを今でも鮮明に覚えています。
修学旅行も長崎への平和学習でした。
広島の小学生は8月6日は登校日じゃないというのを聞いたとき、なんで福岡の小学生は毎年原爆投下日に平和学習をしているのに、原爆投下都市の広島の小学生は休みなのか、とても不思議でした。
今思えば、8月6日の広島は忙しすぎて学校に登校している場合じゃない感じがしますが、小学生の頃はとても矛盾を感じたものです。
大和ミュージアムの一番の目玉は戦艦大和の複製展示ですが・・・
想像が大きすぎたのか・・・思ったよりも小さくいかにも作り物という雰囲気です。
それよりも歴代の戦艦の模型展示の方が興味深かったです。
戦艦にも色々な種類があって、その構成や編成を見比べることができてなかなかおもしろいものがありました。
一方、戦闘機は実物大です。
こんな戦闘機に1人で乗って戦地に行くなんて、きっと不安や恐怖でいっぱいだっただろうなと想像できます。
戦闘機も戦艦大和も展示室からだけでなく、2階や3階からも見下ろすことができます。
こういう展示の工夫もいいですね。色々な角度から見ることができて。
3階には宇宙戦艦大和の展示コーナーもあります。
なんせのりちは宇宙戦艦大和を一度も見たことがないので、宇宙戦艦大和がどういうものなのかさっぱりわかりませんが、宇宙戦艦大和のリアル世代にはきっと感動があるんだろうなと思われます。
主題歌はよく知ってるんですけどね。
佐々木功が歌ってましたよね。
♪さらば地球よ、旅立つ船は~宇宙戦艦 大和
でものりちにはなぜ宇宙戦艦大和が地球を旅立つのかすらわかりません。
まあそんなこんなで大和ミュージアムを制覇したところで、
向かいにある「てつのくじら館」にも行ってみました。
http://www.jmsdf-kure-museum.jp/
てつのくじら館、別名:海上自衛隊呉資料館というだけのことはあって、
海上自衛隊の掃海艇活動などの紹介をしています。
潜水艦内の部屋や食事を再現したコーナーもあり、自由に触ったり座ったりすることもできます。もちろん写真撮影もOKです。
そして最後は本物の潜水艦の中も見学することができます。
そう、その本物というのがこの外にある大きな潜水艦なんです。
まさかこれが本物とは。
ただのレプリカだとばかり思っていました。
本物の潜水艦の中は実に手狭で、寝台列車よりももっと狭い空間で寝起きをする感じです。
あんな狭くて暖か味のないベッドで何ヶ月も寝るなんて・・・考えただけでも落ち着かないというか疲れが取れない感じがします。
こんな密閉された空間で何ヶ月も暮らすなんて閉所恐怖症じゃなくても気がめいりそうです。
本物の潜水艦だけあって計器なども実際に使えるものが壁にならんでいます。
写真撮影や触れることは禁止ですが、すぐそばで見ることができます。
いや~無料でここまで見れるなんてすごいと思います。
大和ミュージアムには若い女性のコンパニオンしかいませんでしたが、てつのくじら館には海上自衛隊OBらしき案内人がたくさんいるので詳しい話も聞けそうです。
なかなかいい施設ですね。
無料でここまで本格的というところが。
さあ~帰る前にてつのくじら館の隣にあるゆめタウンでお茶しませう。
といってもスタバですけどね。
抹茶ラテにしてみました。
ふわふわの泡をすくって食べようとスプーンですくったらば・・・
底にこんなに抹茶のかたまりが
見た途端はげげっ
ってな感じでしたが、これが濃い抹茶味でおいしいんだわ
抹茶ラテを頼んだら、スプーンで底をすくってみてくださいまし。
意外と近かったのでまた呉にランチにいくぞ~。
今度は違う冷麺の店にね