のりちの陽だまり

かえるものと抹茶ものが好きなみどりあふれるページです。

絵本原画展

2007年08月10日 | おでかけ&アート
三原の墓参りの帰りに東広島市立美術館でやっている
「第22回現代絵本作家原画展 のぞいてみよう!
もう一つの世界~擬人奇想天外~」という展覧会に行ってきました。

この絵本原画展に行くのは2回目です。
以前行ったのはもう7、8年前でしょうか。
毎年やってたんですね。

今年展示されている作家は、

・青山 邦彦
・かとう まふみ
・ちば みなこ
・とりごえ まり
・宮本 忠夫

の5人です。

平日に行ったこともあり、誰もおらず閑散・・・。
ボランティア?職業体験?と思われる中学生がチケット販売や
展示の監視をしていました。
なんだかのんびりしていていいですね。

今回展示されている作家の中で、私が興味がある作家は
とりごえ まりさん と かとう まふみさんです。

とりごえ まりさんの絵本で好きなのは
『月のみはりばん』、『あいうえおひさま』です。
『月のみはりばん』のあの発想はおもしろいですよね。
大人の方が笑えるかも。
ダイエットって大変だものね。
ほのぼのする絵と「ああ~、あるよね!」というおはなしの
発想が好きです。

かとう まふみさんの絵本では
『えんぴつのおすもう』と『のりののりこさん』が好きですね。
『のりののりこさん』はのりちとしては読まずにはいられない本です。
「のりののりこさん」とのりちの性格の比較はみなさんにお任せしますが
続々、文房具が主人公の本を出して欲しいですね。
ちょっとマイナーな文房具とか大歓迎です。
これからが益々楽しみです

思ったよりもたくさんの作品が展示されているのにびっくり
その上、実際の絵本がご自由にお読み下さい、で置いてあるので
絵本を読んだことがない方は、最初に原画を見ておはなしを想像してみて、
その後ゆっくり絵本を読んでみて、また最後に原画を見ることをおすすめ
します。

絵画でもそうですが、やはり原画と印刷とはかなりの違いがありますよね。
展覧会を見て気に入った絵画の絵ハガキを買おうとしたらあまりの違いに
「え~、これ 全然感じが違う」と興ざめすることも
多々ありです。
絵本の原画でもやはり同じような感じがあります。
特にその違いが際立っていたのは、青山邦彦さんの作品です。
失礼ながら今まで青山さんのことはほとんど知りませんでしたが、
原画を見て、かなりファンになりました

原画が雄大で壮大で緻密で・・・とてもステキです
絵本を見るとべた~っとしたというか平面的な感じでどうも雰囲気が
違うのです。
とにかく原画で感動!!
特に『サバンナのとけい』がよかったです。
おはなしの発想も変わっていて奥が深いのですが、絵も想像力をかきたてる
感じでとても惹きつけられます。

あと『ドワーフじいさんのいえづくり』は絵本を読んでから原画を
よ~く見てください。
なかなかおもしろいですよ。
細かい部分に笑える要素がいっぱいです。

そんなこんなで大満足の絵本原画展でした

東広島市立美術館の館内はこんな楽しい空間です。
原画展は8月19日までなので興味がある方はお早めに









最新の画像もっと見る