芸術の一日

今日は広島市現代美術館に「POP ART」展を見に行きました。
古典はもちろんのこと、現代アートも大好きです。
特に、アンディー・ウォーホルが好きですね。
今回もウォーホルの作品があるので興味を持って見に行きました。

現代アートって、想像力が掻き立てられるというか、
わけわかんないところがおもしろいですよね。
「なにこれ！？」ってのがいい。
絵の題を見ても「どこが！？」ってのがまたいい。
古典はついついじっくり細部まで見ようとしてしまって最後に疲れるけど、
現代アートはさらっと眺めることができるので、気軽に楽しめます。

とはいえ一番楽しんだのは「しりあがり寿　オヤジの世界」という
スタジオ企画展です。
展示室の中にたくさんのモニターやスクリーンがおいてあり、
画面の中でおやじたちが体操したり、縄跳びしたり、相撲をしたり、
タイの格闘技らしきものをしたりと、おもわず笑える変な感じなのです。
おやじたちはかなり必死ですが、でもどこか力が抜けていて
おかしいのです。
黒い細い線だけで表現されているのですが、味わいがあるというか、
よく観察してるなって感じでかなり関心です。
縄跳びしているおやじが途中でかけ跳びとかする変化がおかしい。
相撲の土俵入りもおもしろい。
地下の小さな展示室でやっているので、マイナーな感じですが、
一見する価値ありです。
脱力したい方はどうぞ！！

あと所蔵作品展でやっていた作品の値段が公開されている展示もおもしろかったです。
なかなか値段って知りませんよね。
「これきっと高いんだよね」ってくらいにしか。
それが値段が全て作品のところに書いてあるんです。
こういう企画をするところがユニークですよね。
なかなかやるじゃんって感じです。
「へえ～、この作家のわりには安いじゃん」とか
「え～、こんなのに何千万も払ったの！！！」なんていうのまで
多種多様です。

現代美術館は立地といい、雰囲気といい、都会のオアシスですね。
今日は暑くてあの坂を上るのに汗だくで閉口しましたが、
季節がよくなるとちょっとしたピクニック気分で楽しめますよ。






広島市現代美術館
http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/web/contents.html