ガム、ガム 道路に黒い丸がいっぱい

ニューヨークの街を歩いていると　絶対に気づくことのひとつに
歩道の黒い●、丸、また　マル ！
これはなんだと思いますか？
実は　食べ終わった　ガムなのです
ニューヨークの人たちは　食べ終わったガムを　ぺっと道に吐くのです
黒いのはだいぶ前のもの
白いのは最近のもの
まだ浮き上がっているものは、この先、みんなに踏まれ、たくさん踏まれればどんどん平らになって、さらに黒くなっていくもの
時にはチュウーイングガムですから、伸びているのもあります。つまり、誰かの足にぴったんことついて、それが長く伸びたのでしょう。そのままの形で黒く変色していきます

決して衛生的ではありません
どうして　道にガムを捨てるのでしょう？
日本では昔、そして今もそうかもしれませんが、チューインガムの紙に「ガムは包んで捨てましょう」とスローガンが書かれていました
そうです、そうするべきなのです
しかし、ニューヨーカーは紙など捨ててしまいます
そんなものはとっておきません

是非、やめてほしい。何度もガムを踏んだ経験から
もうやめてほしい。
そういった道徳がどの程度人々に浸透しているかによって、その国がわかりますよね。ゴミを捨てない。ゴミは持ち帰る。ゴミはゴミ箱に捨てる。
そういった　道徳です
小さいときから　家庭で、そして　学校でも、そしてコミュニティーで徹底しないといけないのでしょう。
まあ、そういった意識がどのように芽生えるか
それまではまだ　道を歩くときは、犬のふん、fresh な chewing gum まだまだ気をつけて歩かなくてはいけないようです。

ちなみにこの問題に徹底的に取り組んだ国があります。
はい、それは以前私が住んでいたシンガポールです
この国では　ガムが売られていません。
この国でガムを食べているのが見つかったら、罰金です。まあ、これも極端な話だと思いますが。