遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

孫、子の正月 ≪ヤブジラミ≫

2010-05-29 20:50:31 | 📓日記

 こんなに可愛いのに、虱って、、、
野草には、かわいそうな名前の物が多いのですが、セリ科 ヤブジラミ属 ≪藪虱≫
分果が、衣類に付くそうです。なので虱、、、



祖母の葬儀の時、初めて聞いた言葉です。≪孫、子の正月≫
あの時、祖母には内外合わせて7人ぐらいの曾孫が、いました。
その子達は、お友達が集まれば楽しいです。
92歳の大往生ですから、私達も悲しみは悲しみとして、諦め納得が有ります。
ですから、泣き叫んだり異様な状況には無いわけですから、子供達も楽しく、はしゃいでます。
そんな状況を言うのかな、、、、、



実は、叔父が亡くなりました。舅(ちち)の妹の連れ合いです。
叔父の子供・孫が帰ってきて、小さな子供はいないのですが、従姉弟がそろうと賑やかです。
それに甥と姪も集合して、昔話に花が咲きます。
叔母さえも息子・娘、孫が揃って、嬉しそうです。安堵の色が見えます。

皆、悲しんでいないのでは無いのです。悲しみにくれつつも、、、また別の感情です。

ソラジたちは叔母の方の甥姪、叔父の方の甥姪、、、この世で半世紀以上を過ごした者ばかり
お互いに「変わらないわねぇ」「若いわよ」なーんて言い合っています。
昔話を、、、お互いの近況を、話は切がありません。
昔話を聞くのが好きです。
私まで、そこに居たかのように楽しくなります。

「ここのおばちゃんが、ソラちゃんとトミちゃんと妹をよんでくれてね、(3人は同級生)
お櫃を置いて、『幾らでもお替りしな』って言うてくれたんやて、
『トミちゃんもソラちゃんも3杯も食べたんやけど、私は2杯しか食べれんかった』
って言うってたことも有ったよ」
なーんて話も出て、
美味しかったんでしょうね、元気で世話好きな若い頃の叔母の姿や、ソラジたちの姿が、目に浮かびます。

私には従姉弟がいないので、ちょっとだけ羨ましいです。


翌日、 を作ってしまいました。

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