
(森の中に咲くサイハイラン)
雨の予報で登山を中止したので、運動不足解消にきのこ散策、ラン散策に
行ってきました。
ここは大きなクスノキとスダジイが混生する公園の小高い丘です。
その形から昔、古墳だったことは想像できます。
大きなスダジイの木
スダジイの幹にはサルノコシカケ類のきのこが多く見られました。
地ぎわの赤い色をしたこれは~カンゾウタケですね。
カンゾウタケはまだきのこの少ないこの時期に観察できる貴重なきのこで
主にスダジイの木に生えます。
まだ若く小さなカンゾウタケです。
綺麗だったけど、ひび割れのあるカンゾウタケを割ってみました。
中は白く、かすかにきのこ臭がしています。
カンゾウタケは食べられるきのこだそうですが、酸っぱいようで
食べるのは勇気がいります。今回はやめときましょう。
森を出てキンランの多い場所に移動しました。
すでに多くのキンランは黄色い鈴のような花を落としていました。
それでもまだきれいなキンランはありました。
ここはキンランの群生地ですから~
広葉樹の森に入ると何とサイハイランが咲いていました。
武将が戦いの時に振る采配のようだからサイハイランと呼ばれます。
以前、山にサイハイランを見に行っていたのは5月の終わりか、6月のはじめでした。
里山のサイハイランは今までで一番早いサイハイランの開花かも~
ランの花の咲く季節はいいですね。
この日は予報に反して雨は降らなくて、登山をすればよかったと悔やみましたが
カンゾウタケとランを見れて良しとしときましょう
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