(江津湖を眺める皆さん)
ミズアオイはミズアオイ科に属する在来の一年草で、花は9~10月ごろに咲きます。
以前は水辺にはどこにでもあったとのことですが、水辺の環境悪化によって
熊本県でも「絶滅危惧ⅠA類」に指定されている貴重な植物です。
ここ江津湖では一部の自生地が水位の上昇や魚類の食害などによって減少傾向に
あったため、官民一体となって保全活動に着手された結果、移植先に見事に
ミズアオイの群生が見られました。
花は9~10月ごろとのことですが今年はすでに多くの花が咲いていて、
花が早いとのことでした。
江津湖に多いタチヤナギの下でミズアオイを眺める皆さん
ミズアオイは佐賀でも見つかり、保全活動に取り組まれているので、
江津湖の活動が佐賀の今後に役立つものと思います。
それにしても江津湖も外来植物が多かったです。
ホテイアオイの周りにはウォーターレタス(ボタンウキクサ)
大きく育つオオブタクサ
陸地でも水辺でも生育する、ナガエツルノゲイトウ
水辺にはブラジルチドメグサ~など外来植物の見本市のようでした。
こんな中で在来の植物が生育していくのはミズアオイに限らず大変なことと思います。
外来植物をどう扱うのかも今後の課題です。
暑い一日でしたが参加された皆さんお疲れさまでした。
関係者の皆様お世話になりました。
今後も暑い日が続きそうです。体調管理をしながら夏を楽しみましょう!
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