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ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

師走のひだまり

2011-12-13 10:51:14 | 自然
こんにちは(*^ω^*)

降って湧いた休日にのんびりまたーりのノイバラです。


うん? お尻が光っている?


たどってみるとお尻の光はこの鏡の反射でした。
ダヤンもトラ猫ですね。
お尻の感じがうちのネルに似ていると思って買ったのでした。


ご近所の畑、今は何も植えられていないはずが
隅っこにトマト!


なんと花が咲いてます。


青い実も!
プチトマトは種から生えるのかなあ?


5月に白く輝くように咲いていたトキワサンザシが。


みごと。


オナモミです。
よく猫がこの実をつけて帰ってきました。
丸い球のようになっていますが、ひとつひとつの実が
先っぽのとげとげで衣類や犬猫にくっつくのです。


雌雄があるようで、花のつき方がこれは雄かな?


ヤツデです。


見慣れたはずの花も拡大すると
別の花のようにきれいでびっくりします。


中野サンプラザ前のツリ―です。
週末、東京歌会がありました。


1月号の編集・校正もありました。
年末は委員全員集合で20数名分。


クリスマスプレゼントをいただいたの。


おめざにいただいています。


萩原朔太郎自筆歌集『ソライロノハナ』(大正2年)復刻版。
本物は日本近代文学館にあります。


函を開くと表紙があらわれます。


かなわなかった恋の相手にあげようしたけれど
わたせなかった歌集。
お相手の方もかなり短歌の読める方ですね。


てんとーむしがかわいい裏表紙。
ほんとは1万8千円くらいして、
とてもノイバラに買えるものではないのですけれど、
これは解説書がないために3千円になっていたのです。
旧漢字や旧仮名が・・(・ω・;A
解説書があれば読む助けになったでしょうけれど、
そこは明治の肉筆と格闘した猫研究隊隊長、
何とか解読できました(笑)

さて、これから勉強会の詠草作りと歌作りです。
がんばるぞっ(`・ω・´)


ぐるぐるちゃん

2011-12-13 10:02:23 | 文学
二子玉川のお気に入りのお店「45R」で買いました。


絵本『ぐるぐるちゃん』 長江青(ながえ あおい) 文・絵

大好きなリスのお話なのです。
まず表紙に惹かれました。

子リスのぐるぐるちゃんがおかあさんと森に行って
どんぐりを食べるのです。


どんぐりをほおばってほっぺがふくらんだところ!
このページが一番好きです。
なんて絵が上手なんでしょう!
頬ずりしたくなるくらいかわいいです。

このあと、ぐるぐる尻尾にどんぐりをはさんでおうちへ帰る、
それだけのお話なのですが、
なんども読みたくなります。

早速うちに帰って大人しかいない家族に
紙芝居のように読んで聞かせました。


息子が1歳位から10歳になるまで、
毎晩欠かさずベッドの中で読み聞かせをしました。

子育ての世界では「読み聞かせ」という言葉を使うのですが、
なんだか教育的で好きではないです。

好きな絵本を子供と一緒に楽しみました。
私が好きな本を選ぶこともありましたが、
大きくなってからは図書館で「これ」という本を
リクエストされることもありました。

読みながら息子は寝てしまったり、
私まで一緒に寝てしまったり。
1日子の後を追い、家事をすれば
9時には眠くなってしまうのです。

今から思い返すとなんと贅沢な時間を
与えてもらったのだろうと思います。

子育ての時期には、
自分の自由な時間がないことが苦痛で、
苛々して子供にあたってしまったこともあります。

毎日毎日子供の世話で、
テレビも見ない、活字も読まないので
馬鹿になるのではないかと思いました。
社会からとり残されて、離れ小島にいる気分でした。

たがだか数年ですが、
30代の数年は永遠のように感じられます。

「子育ては立派な社会参加なのよ」と
先輩に言われた言葉がどれほど支えになったことか。

今のようにベビーカーで電車に乗ることもできず、
車での遠出も子供を人ごみにつれていくのが負担で
行動半径は公園とファミレス、図書館くらいでした。

そのおかげで近所の公園では
子育ての仲間ができて、
情報交換をして孤立せずにすんだのは
有難いことでした。

若かったからこそ子育てできたのですが
若さゆえに自分の価値観を押し付けてしまった部分もあります。
「おかあさんは怖かった」と息子は言うのです。

ごめんね、そしてありがとう。