明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

2ゲーム差

2013-09-06 22:45:03 | 2013年
9月6日(金) 横浜
広島 4 - 5 DeNA
●野村(9勝5敗)、横山
本:松山(10号)


 カープは初回に井納を攻め、1死満塁とするが、岩本の押し出しによる1点のみで打ち崩せず。その後もチャンスを作るがダブルプレイが3つでフラフラの井納をノックアウトするどころか調子ずかせてしまう。

 先発野村は好投するものの5回に逆転を許し、さらに7回に3ランを浴び5失点。直後に松山の3ランで再び1点差にするがその後のチャンスを生かせず反撃はここまで。

 中日も負けて、中日とDeNAが並んで4位でカープとは2ゲーム差。こうなってくると2チームから追いかけられるカープの方が厳しい立場になってしまった。
 


55勝65敗2分

そういうオーダーにしているので…

2013-09-06 09:42:14 | 2013年
9月5日(木) マツダ
広島 3 - 8 中日
●大竹(7勝9敗)、久本、今村、上野
本:菊池(8号)


 高橋周平の打球は無情にもレフト・エルドレッドの頭の上を越していく…。


 ここのところのカープの打線を整理していこう。 
 1番には左投手の場合はセンター・丸、右投手の時にはレフト・天谷。2番セカンド菊池はほぼ固定で一時期の振れば三振という状況は脱したし、一皮むけて好調をキープ。3番には天谷が1番の時は丸、丸が1番に入った時は松山や梵で両名とも好調。4番にはキラだがここのところバットは湿りがち。5番にはやはり松山か梵あるいは廣瀬だが、廣瀬に一時期の好調さはない。6番に先週あたりからエルをレフトで起用しているが快音はなかなか響かず。7番に木村で、彼に関しては堂林離脱後、いぶし銀の働きを見せている。あとは8番に石原で打撃はそこそこ好調といった感じだ。

 その他に岩本あたりも好調をキープしているが、エルの出場ですっかりスタメンはなくなり、松山・天谷と共に好調にも関わらず代打登場が主となっている。
 ここ2、3週間の2勝1敗ペースを保っていた時には松山や天谷の活躍が目立っていたが、とにかくスタメンに外国人の名前がないと相手を威圧できないと勘違いしている指揮官が、エルを加えることでその流れを自らが止めてしまった感は否めない。
 
 そしてこの試合だ。
 谷繁の2ランで先制された直後の3回裏、菊池に2ランが飛び出てすぐ様同点。しかし、4回表、2死2、3塁のピンチで高橋の打球はレフトへライナー性とはいえ守備範囲内の飛球。レフトのエルが一瞬前に出てすぐに後退、しかし間に合わずに打球はエルの頭を越えてフェンスまで転々…。大竹のがっかりした表情が印象的だった。

 いくら攻撃的な布陣といっても、それを帳消しにできるくらいエルが活躍しているかと言えば、その後タイムリーで3点目を叩き出したが、期待通りの働きにはほど遠い。

 さて、試合後の指揮官のコメント。「適材適所」という言葉を発したようであるが、現在の状況も読めず、4年かけてもそれが見極めれない人間にこの言葉だけは言ってほしくなかった…。

 中日とは再び2ゲーム差。そのすぐ後にDeNAが3ゲーム差で迫ってきているが案外こっちの方が嫌な気もしてきた。今日からそのDeNAと3連戦なので突き放したいところではあるがはたしてどうなるか。

55勝64敗2分