ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

消防団員に心のケアの専門家派遣!

2011-06-19 | 梅肉エキス
漸く消防団の人達にも「心のケア」の専門家チームの派遣が決まった・・・

~以下、6月19日読売新聞朝刊より~


専門家派遣へ 同僚失い罪悪感消防団員に心のケア

津波で危険任務

 東日本大震災の発生当時、防潮堤の水門操作や住民の避難誘導など、津波が迫る中で危険な任務に従事した岩手、宮城、福島3県の消防団に対し、総務省消防庁は「心のケア」の専門家チームを派遣する事を決めた。

3県の消防団員の死者・行方不明者数は計249人に上り、同庁では被災地で活動した消防団員について、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの対策が必要と判断した。
これまでは自治体の消防本部に所属する消防士らが対象で、仕事を持ちながら「後方支援」を担う消防団員に実施するのは初めて。


 同庁が派遣するのは「緊急時メンタルサポートチーム」所属の精神科医や臨床心理士ら。2003年に創設され、これまで05年のJR福知山線脱線事故などで30回の派遣実績がある。
 
 3県の消防団員数は計約8万人。死者・行方不明者数が最も多かったのは岩手県で、116人に上る。自治体消防の消防士らの死者・行方不明者数は3県で計27人(福島は0人)、警察官らは3県計で計30人だった。

 岩手県陸前高田氏では、大津波警報の発令後も津波被害の恐れがある「浸水想定区域」で住民の避難誘導などにあたり、50人が犠牲になった。
同県岩泉町では、閉まらなくなった水門を手動で操作しようと、防潮堤に残り、津波が迫るギリギリまで作業を続けた。

震災後、団員の中には、自分だけが助かってしまったという罪悪感や、津波への強い恐怖心から、今後、消防団員としての職責を果たすことが出来ないと悩むなど、「惨事ストレス」の兆候が報告されている。適当な診療を受けなければPTSDとなる恐れがあることから、同庁では個別カウンセリングを通じて消防団員の生活状況や睡眠状態などを聞き取り、重症のケースについては専門医療機関を紹介する。

 同庁防災課は「これほど多くの消防団員が犠牲になった災害は過去にない」としており、個別カウンセリングは「命の危険を感じながら活動した消防団員の為に必要な措置」としている。


【消防団】
 自治体の非常備の消防機関で、地域の防災活動も担う。本業を持つ一般市民で構成され、身分は非常勤特別職の地方公務員。
初期消火を担うほか、大規模災害の発生時には住民の避難誘導や水門閉鎖など「災害防御任務」にあたる。総務省消防庁によると2010年4月現在、全国の区市町村に2275団あり、団員数は約88万3000人。






悶々とし・・・アルコールにおぼれる人もいると聞く・・・

以前の平穏な心に戻れるのは何時の日だろうと思う・・・

それでも、人は生きている限り・・・平穏な日常を取り戻すために・・・懸命に生きているというのに・・・

国民の道先案内人である国会内では・・・己の名声の為、権力の座にしがみつき、腹の探り合いばかり・・・

こんな、しょうもない国の中でも皆懸命に明日を見つけようと頑張っているのに・・・

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やしきたかじんさんでも管首... | トップ | Excelの小技・・・セル... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

梅肉エキス」カテゴリの最新記事