ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

調査対象の10%の人がAI音声クローニング詐欺の被害に!?

2023-05-23 | 日々のパソコン

7ヵ国18歳以上7,054人対象!!

クローンイメージ

AIを悪用した「音声クローニング詐欺」多発!?

 AI技術の進歩って、私の脳みそでは、もはや想像すらできないくらいのスピードで進化し続けています…

 各自がそれぞれに持ち合わせている声紋って、生体認証として利用できるくらい個々に特徴があると云われていますが、その声をAIでクローンを作製する技術も進化しているようですね。

 例えば、音声AI技術を開発するスタートアップElevenLabsが、1分以上のサンプル音声があれば、そのサンプルの人物の声で自由に喋らせられるAI音声生成プラットフォームをベータ版として無料公開してます・・・

音声詐欺被害結果(マカフィー)

 しかし、オンラインセキュリティのマカフィー株式会社が日本を含む世界7ヵ国(日本、米国、英国、ドイツ、フランス、インド、オーストラリア)を対象に実施したAI(人工知能)を悪用したオンライン音声詐欺の現状に関するレポート「The Artificial Imposter」を発表した内容を見ますと、7ヵ国の18歳以上の成人7,054人を対象に調査を行ったところ、10%が自身がAI音声詐欺に遭遇、15%が知人が遭遇したと回答したようです。

 そこで、AIを悪用した音声クローニングの詐欺から身を守る方法として提案されているのが・・・
  • 口頭での「パスワード(合言葉)」の確認
    家族や信頼できる親しい友人との間でのみ通用する「パスワード(合言葉)」の共有。特に、高齢者や、家族、友人が電話や電子メールで助けを求めてくる際は相手に「パスワード(合言葉)」を求めることを習慣づけるようにしましょう。
  • 発信者への疑念
    知らない発信者からの電話やテキスト、電子メールだけでなく、見覚えのある番号からの発信でも、送金など詐欺に類する行為を求めてくる場合は、一呼吸置き、電話を切る、相手に直接電話をかけ直すか、情報を確認してから応答するなど心掛けましょう。
  • クリックやシェアは慎重に
    ソーシャルメディアネットワークに参加している場合、自分のアイデンティティ(存在証明)を共有するほど、ご自身のアイデンティティが悪意のある目的でクローン化される危険性が高まります。
  • 個人情報保護サービスの管理
    ソーシャルメディアネットワーク等で個人を特定できる情報にアクセスできない設定を行ったり、個人情報がダークウェブに流出した場合に通知を受ける設定を行うことができます。サイバー犯罪者が自分のクローンを作成できないように個人情報の管理に務めましょう。
 実際、LINEなどに本人の声でボイスメッセージが来たら…普通は疑うことはしないですよね…恐ろしい時代になりつつありまね…
 他人事と思わず常にこんなリスクもあるということを頭の隅に置いて置かなくては駄目ですよね。

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