のぶひさの日記

生きていくのはいろいろあるね。出会いを大切に。また会えるといいね。

品川駅 ecute

2006年03月31日 | 日記
整体のついで?に品川駅内のecuteに行ってきました。
思っていたよりも小さなスペースなんですね。

ケーキがいっぱいあって、おいしそう
和菓子は桜餅がおいしそう。
あのフロアのお店全部買い占めたい気分でした~

んで、ちょうどお昼だったのでおにぎりを買ってその場で食べてみました。
やっぱり高いおにぎりはおいしいね。
鮭180円、いりこみそ160円でした。

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本日で退職しました☆

2006年03月30日 | 日記
花束を持って歩いている人、お昼を食べながら4月からの状況にウンザリする人を見かける毎日。
異動、退職の季節ですね。

私も例に漏れず、退職しました

研究室の職員だったので、たいした仕事はしていなかったのだけれど、
学部、博士前期、そして職員として11年もかかわってきただけあって寂しいものですね。
次にこの大学に戻るのは50、60歳の頃でしょうね。本当に戻れたら幸せ。ご縁のあることを祈ります。


退職の日って独特の雰囲気がありますよね。
午後は結局バタバタしてしまって何もできず。
ひたすらシュレしてました(笑)
よくもまあこんなにゴミがあるもので・・・

2年前のことですけど、好きな人が契約切れで退職する時ほどつらかったことはないですね。
刻々と彼女の勤務時間の終了が近づいてくるあの感じ。
午後になると机の中身を片付けだして、シュレばっかりしてて・・・。
「最後のお願い」って言って、受験票の発券を頼んだっけな。
その会話が最後になったんだよね。
元気にしてるかな?

んで、4月からは院生の身分だけになります。
博士後期課程の2年生になります。
いよいよ本格的にスタートさせなきゃならんので、お引越です。

写真は先週、岐阜駅前で出会ったのら猫ちゃんです。
1月に会ったときはクルマの下に逃げてしまったのですが、
今月はきちんとポーズを決めてくれました。

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名古屋駅構内のトイレで女性刺され重傷

2006年03月28日 | 日記
28日午前11時半ごろ、名古屋市中村区名駅1のJR名古屋駅構内の公衆トイレで、女性が刺されたとの119番通報があった。

現場はJR名古屋駅の桜通口の近くにある「タワーズ内郵便局」の隣の女子トイレ。周辺の通路は封鎖され、警察官や見物人らで騒然とした。(読売新聞より)


マジっすか
ここの男子トイレいつも使うのですが・・・。
先週も金曜日に使ったばかり
来週も行くのですが
早く犯人捕まえてぇ~

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ある愛の詩

2006年03月27日 | ドラマ感想
たとえ誰かを傷つけても、一人を守り抜く強さも必要だ

というおじいちゃんの(宇津井健)の言葉が印象的でした。

それを実践した拓海(松田翔太)。
愛する人のために頑張りました。流香(黒木メイサ)の幸せのために。
拓海の決して見返りを求めないところと、自分からは決して200万円を貯めていることを流香に明かさなかったのがいいです。

強引すぎる展開で、前評判ほど二人の演技はうまくなかったけれど、
流香の歌声が導入となって、おじいちゃんの言葉とイルカの死が拓海と流香の運命の出会いをより確かなものにしたというのが分りやすく描かれていましたね。

それと、父(神田正樹)が流香に母親について本当のことを話して、謝罪しましたね。
恵(中越典子)は拓海といることで本当の自分に戻れると言ってましたし、
父は流香の歌う姿に母親を思い起こし、本当の自分、つまり妻を愛していた時のことを思い出したのですね。
拓海と流香は人の気持を和ませたり、素直な気持にさせる不思議な力の持ち主なのかもしれませんね。だからイルカも心を開いたのでしょう。


それにしても。最後のCMは微妙ですよね。
ドラマ自体が

ドコモのCMかい!

と思わせる部分が相当あって、最後にあのCMはないだろ・・・。

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ただいま

2006年03月26日 | 日記
ただいま~

岐阜はいいお天気でした。きょうは18℃もあってコートがじゃまなくらいでした

順調に用事が済んだので、岐阜駅前で自転車(写真)を借りました
100円で19時まで借りれるんですよ。

長良川までサイクリング

バスで20分ですが自転車では30分でした。
もっと近いかと思ったけれどけっこう遠い。
なかなか岐阜城が近くに見えなくて途中であせりました
でも気持よかったですよ。

実は自転車に乗るのは7、8年ぶりです。
ブランクがあっても乗れるものですね。
借りたはいいけれど、ちゃんと乗れるか少し心配でした

長良川河畔の桜はまだ咲いていませんでした。
かなりつぼみが大きくなっていたので、来週末にはお花見で賑わいそうです。
引越す頃には葉桜になってしまってそうで、ちょっと残念です。

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岐阜です

2006年03月24日 | 日記
岐阜へやってきました。

昨日の夜、白夜行見て感想UPして、それから急いで荷造りして今朝早く東京駅へ。
疲れました
とりあえず書類と花粉症の薬だけはかばんに放り込んで来た感じ。
白夜行のコメント&TBのためにノートPCもかばんに放り込んできました!
快適無線LANで更新してます。

時間がなくてなかなかみなさまの所に書き込みにいく余裕がなくてすみませんです
白夜行最終回TB&コメント大歓迎です!お待ちしております。

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白夜行<第11話・最終回>

2006年03月23日 | ドラマ感想
第11話「白夜の果て」(最終回)。
せっかくの最終回なのに、開始早々仕事の電話が入り20分ほど見損ねた・・・。
電話なんて上の空で必死に画面を見ていたのだけれど、ダメでした。
よりによって最終回の日に。ビデオも撮ってないし。
このクールで一番楽しみにしていたドラマだったのに

誰か最終回ビデオ貸してください、マジで。

以下、とりあえず感想。

亮司(山田孝之)は笹垣(武田鉄矢)に追いつめられ自ら命を絶ちました。
笹垣はあの日からの出来事を刺されて大怪我を負いながらもすべて亮司に語りました。そして未来も、「笹垣を救助、栗原典子との間に第一子誕生」。
太陽のある世界から亮司をきちんと笹垣は見つめていました。
典子(西田尚美)の言ったように、自分の存在を気づいてくれた人間は殺せませんでした。

雪穂は警察の取調べに対してウソを並べ追及を逃れました。

「こうして私はひとかけらの真実を失った」

もしもの時にと思って考えていたストーリーなんでしょうね。
しかし、警察の追及を免れても大切な真実を失ってしまいました。
責任をすべて亮司に押しつけてしまった雪穂。

自問自答なのでしょう。
「私は亮の太陽だから、亮は私の太陽だから、ここでやめたら何のため・・・。
何のためによ!」

亮が命に代えてまで与えてくれた太陽の下の世界。

しかし罪を犯した人間にとってはつらい日々のようです。
いろいろな言葉を思い返す雪穂。
母を殺したときに笹垣に言われた「うそをつくとまたうそをつかないといけなくなる」。
結局、最後の最後までうそにうそを塗って亮司までも失ってしまいました。

礼子の「生き地獄」ということば。
篠塚が真文に言った「人生を捧げられた人間のほうがつらい」。
このふたつの言葉がとくに雪穂を表していますね。

本当のことを話せる人が誰もいなくなってしまった、亮司に太陽の下の世界をプレゼントされても一緒に歩く人もいない。
母を殺し、礼子を殺し、そして亮司も失ってしまった。
失うものなんかなかったけれど・・・
歩いていくには十分な明るさだった亮司。
一生雪穂は歩く明かりのない真っ暗な闇の中で生きていくことに。
まさに生き地獄です。
ラストに真文が切絵を笹垣に見せていうように、手をつないで太陽の下を歩きたい。
ただそれだけ・・・。
もうかなわなくなってしまいました。

冒頭で「太陽の下、手をつないで歩こう。死刑台まで歩いていこう」と雪穂は言っていました。
自首するつもりだったのでしょうか?
それとも
一緒に死ぬつもりだったのでしょうか?

真文に「もう終わりにします」と語っていたけれど、死ぬつもりだったのかもしれませんね。

死後の世界で手をつないで太陽の下を歩くつもりだったのでしょう。

みなさんはどう解釈しますか?楽しみです。

その後の輝きを失った雪穂。綾瀬さんの輝きが本当にありません。
なにがなんでも生き延びるという気迫を感じられませんね。綾瀬さん好演です
雪穂に近づく男の子。亮司の子どもですね。
太陽の下で手をつなげました。
最後にホッとしました。

「世界の中心で・・・」ではあの防波堤で亜紀と朔が手をつないで太陽の下を歩いていきましたね。そのシーンを思い起こさせます。
あのシーンがとても好きだったので、なんとなくホットしたんです。

亮司は以前(9話)、典子にイカナイ理由として「オレの遺伝子なんか残すなってことなんだよ」って言いました。
でも、遺伝子は残りました。
笹垣や典子が幽霊でない亮司を見つめていたんですね。
誰にも気づかれない亮司に愛情を伝えたふたりです。
亮司は自分がこの世界に存在しているということを認識できたのではないでしょうか。だからこそ、遺伝子は残されたってことかな。

そして残された遺伝子は雪穂に愛を伝えた。

「一緒に太陽の下を歩こうと・・・。」


最初の部分を見損ねて頭が混乱してしまいました。
いろいろ前後してしまて読みにくくてすみません。
どらま・のーとさんのレビューがアップされれば最初の20分がわかるので、
その段階で頭を整理して後日、全11話を通しての感想がUPできたらいいなぁと思ってます。
年度末で仕事が忙しくて、実現可能性を低いかもしれませんが。
でもこのクールで原作も買って気合いれたのはこのドラマだけだしな。

とりあえず今日はここまで。

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バトンが回ってきました~♪

2006年03月22日 | 日記
みんなのうた♪のあいさんからバトンが回ってきました~
初めてのバトンにドキドキです


バトンを回してくれた人の印象は…

ひまわりのように明るくて、輝いてて、友だちを大事にする人かな。
んで、ちょっとお酒が好き!?


周りから見た自分はどんな人

たぶん変人で、融通きかなそうで、重い荷物を持てそうもない人
そんなことないですよー。
前の会社ではたくさんの荷物が届いたときは、一番乗りでトラックの荷台に乗り込んでましたから~


好きな人間性5つ

「ありがとう」
「信頼」
「誠実」
「友だち思い」
「実行力」


自分の嫌いな人間性

自分に酔いしれて聞く耳を持たない人。
これはタチが悪いですよ。いつも自分がベストだと思ってるし。


自分がこうありたいと思う理想像

ありがとうの気持を素直に表現できる人になりたいです。
人間ひとりでは生きていけませんものね。


自分をしたっている人に叫んでください

ごめんなさーい。今まで・・・。な~んて

こんな自分を慕ってくれて本当にありがとう
あなたが慕ってくれている自分はもしかしたら偽者かもしれませんよー。
もっとしっかりした大人になるように頑張ります


バトンを・・・・

お洒落なCUTEのcuteさん♪
だらだら感想日記の日々のしーなさん♪
ハマリもんのまりりんさん♪

よろしくお願いしま~す

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ナースあおい<第11話・最終回>

2006年03月21日 | ドラマ感想
第11話「桜・後編~君がいるからがんばれる」

いよいよ最終回。いい話にまとまりました
なんとあの田所(西村雅彦)が「責任は自分にある」というとは!
田舎のお母さんからの電話が効いたんですね。
「あんた昔からやさしいわ。ありがとね」という言葉が母の最期の言葉になってしまったけれど、その言葉がしっかり田所の心の響いたんですね。


「みんなはただこの仕事が好きなんです。夢をもって医師になったんじゃないですか?」というあおい。

「偉くなることが親孝行になると思ってた。なにが人様のためだ。そんなのとっくに・・・。これ(聴診器)を持つのが夢だった。これからも私は上を目指す」と田所は答えました。
せっかく医師になったのに自分の母を看取ることができなかった無念の現れでしょう。
本院から転院してきた患者の急変に迅速に対応してくれたみんな。
本院の偉いおっさんにも桜川のチームワークの良さをほめられて戸惑っていた田所。
だんだん心が揺れています。

とどめは高樹(柳葉敏郎)のこの言葉ですね。
法律とは何か?という本院の偉い人(中丸新将)の質問に
人にはやさしくしなさい、うそをついてはいけません、困った人がいたら助けてあげなさいということ」と答えました。

田所は母の言葉を思い出したのでしょうね。「あんたは昔からやさしいわ」と言ってくれた母。なかなか親孝行できなかったけれど、自分を最後に気にかけてくれた母。
高樹のいうように、あおい(石原さとみ)は「目の前で苦しんでいる人を助けたという単純なもの」かもしれません。

これだけ材料が揃って田所の心が揺れないはずはありません。
浜松内科部長(小野武彦)の言うように、人の命を救うという医者の魂があったのですね。
新病棟のプランも総師長(片平なぎさ)に一任されました。田所ナイス!


あおいの行為は人道的措置として解釈して当然ですよね。
総師長は回復したのだし、法に触れたから即処罰というものではないでしょう。
高樹の言うように、人にやさしく、困った人を助けただけです。そこに処罰はないはずです。
気管挿管は危険な行為だから法は禁止しているのであって、他にとるべき手段がない時にまで積極的に処罰しようとしているわけではないでしょうし、今回あおいに処分が下されなければ晴天会グループの看護師みんなが挿管をやりだすものでもないはずです。

高樹先生もあおいも元通りに働けて、めでたしめでたし。

田所が江藤(八嶋智人)に自分の聴診器をプレゼントするのもなかなかニクイやつですね。研修終わったらクビだって言ってたのに。


北沢くん(小山慶一郎)も無事に看護学校受かりました
一番にあおいに伝えたかったようですね。
気づかないあおいは本当にニブイなぁ
今度はライブ行くね、ブイブイってのは関係ないようですねー。

相変わらず高樹先生は「ケツ圧チェーック」とかいってあおいちゃんのお尻触ってるし!!!オレも触りたい

小峰(杉田かおる)も「目の前にいい女がいるっつーの!」なんて。
再婚相手お探しですかぁ~

総師長も職場復帰で新病棟プランも動きだしたし、本当によかった。

なによりも内科病棟のみんなが信頼関係を気づいてチームワークで仕事をするようになる過程がしっかり全11話を通して描かれていて良かったです。いいドラマでした

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頭のいい子の生活習慣

2006年03月20日 | 専門科目
プレジデント Family [vol.2](プレジデント社)の特集です。

なんだかゾッとするのは私だけでしょうか?
灘中学1年全員のアンケートに基づくものだそうです。

第2特集は「息子と娘のハローワーク」
題名を見る限り親子で職業について話し合うのかな?と思ったのですが、甘かったですね。
サブタイトルは

「お金に困らない子に育てたい」


親の期待に常に応えることのできる子はいいんですけどね・・・。

子どもは「客体」であるという考えがこの国ではどんどん強くなっている気がするなぁ。

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東急ハンズでお買い物

2006年03月19日 | 日記
きのうのお買い物に続き今日もお買い物。

きのうはスーツやジャケットやらで55000円。
本日は東急ハンズで54780円のお買い上げ。
机、イス、布団、衣装ケース、物干し竿とか。
なんだかもうヤケクソ気味。

新生活に向けてお金かかりすぎっす。
クレジットカードの限度額までいってしまいそうな勢い
そこまで使ったらずいぶんポイントたまるなぁやっぱりヤケ気味)

現金はなるべく使わず1000円以上は必ずカードを使ってポイントを稼ぐようにしてるので、本当に限度額あぶないかもー。

写真は東急ハンズできのうからキャンペーンで配ってる「新生活便利セット」です。
ドライバー、ペンチ、カッター、メジャー、つめ切り、カッターなどなどいろいろ入ってます。組立家具が届いたときに重宝しそうです。
無料配送品を含む25000円以上のお買い上げでもらえます。

それにしても風が強いですね。帰りに飛ばされました。マジです。
みなさんは大丈夫でしたか?

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白夜行<第10話>

2006年03月16日 | ドラマ感想
第10話「開く過去の扉」。
ついに亮司(山田孝之)は笹垣(武田鉄矢)に出くわしてしまいました。
例のハサミで襲いかかる亮司。さて笹垣は・・・。


第10話はすごくよかったです。人間ドラマですよ。

亮司が書いていた小説は幽霊のお話。まさに亮司の人生そのものでした。
何をしても気づかれない男の話。でもそれは裏を返せば「誰にも気づいてもらえない」ということ。
気づいてくれた人間を青酸カリで殺してしまうという結末に、典子(西田尚美)は殺さないで欲しいと懇願しました。
主人公の男が目的を達成したら、その男も死んでしまう。すなわち現実の世界では亮司がいなくなってしまうことを直感したんですね。
思わず本当のことをすべて言ってしまいたい衝動に駆られた亮司。
やはり翌日、典子のもとを去ってしまいました。

笹垣探偵事務所に青酸カリを仕掛けにいくと、母弥生子の遺骨を発見し、絶句する亮司。さらに笹垣のノートを見つける。「桐原亮司・唐澤雪穂」というタイトルのノート。
そこにはあの事件から弥生子の自殺までがすべて書き記されていた。

それを読んで亮司は涙を流してしまった。
誰かに自分のことをわかってもらっては困る人生。だからこそ自分のことが知られるのが怖くて典子のもとも去った。
しかし、笹垣は詳細に亮司の歩んできた「人生」を知っていた。
幽霊なのに、笹垣にはきちんと気づいてもらっていたということなんですね。
ここまで自分が生きていた証を知ってくれていた笹垣にクラっときてしまったのですね、亮司は。母親を亡くした直後だったというのも大きかったのではないでしょうか?

雪穂(綾瀬はるか)は礼子(八千草薫)を殺してしまったことをやはり後悔しているようですね。
篠塚(柏原崇)にサボテンのことを話しているうちに礼子の厳しくもありやさしかった姿が次々に脳裏によみがえってきました。
このことによって礼子を失っただけでなく、亮司も失ってしまったようです。
「人の愛し方がわからない」という雪穂。
いつも親の役に立てなかった。でも小さい頃、親の役に立つということは売春を意味していた・・・。
礼子にはよくしてもらたのに、お返しもできずに殺してしまった・・・。
愛したくても、その表現方法が雪穂にはわからないのかもしれませんね。

図書館の真文(余貴美子)さんがいいことを言ってくれました。
「私が気づいていれば」、「あんなにSOSを出していのに」、「悪いのは大人じゃないですか、気づかなかった私じゃないですか」と自分を責めていました。
誰かに気づいて欲しかった亮司ですから、その通りかもしれません。

笹垣は「あいつらは悪いこととわかってやっている、だまされちゃいけない」というようなことを言っていました。いかにもお約束のようなことをいうと思ったら、
「もし責めをともに負うとしたら私だ」と言った。
みんな(弥生子も含めて)それぞれ亮司・雪穂に何もしてあげられなかったという想いがあるのですね。
おとなたちも自分と向き合いはじめたようです。

先週までは表面だけ捉えると、ただの殺人ドラマでした。それも自分たちが捕まらないためには手段を選ばない最悪の犯罪ばかり。

でも裏返すとその事件にかかわった人たちそれぞれのドラマがあるというか、想いがあるのですね。
なぜ人は事件を起こすのか?
「それはアホだから」というだけでは片付けられないもののようですね。

犯罪学の古い理論に「ボンド理論」というのがあります。
なぜ人は犯罪を犯さないのかいう問いに対して、ボンド(接着剤)でどこかにくっついているからという意味です。
それは、家族、恋人、友だち、会社の仲間、地域の人、学校の先生といった人間関係であったり、社会的地位といった世間体であったりします。
つまりどこかとつながっているから犯罪を抑止できているというひとつの考えです。

誰にも気づいてもらえなかった亮司。
子どもの頃からそうだったのかもしれませんね。

だから幽霊じゃいけないんです。世間との接着剤はもしかしたら笹垣なのかもしれませんね。
悲しいことにラストで亮司が死んでしまうのは第1話からわかっていることですが、
せめて雪穂には世間との接点を見つけてあげて欲しいです。
それができるのは「似ている」という篠塚なのかもしれませんね。

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神はサイコロを振らない<第9話・最終回>

2006年03月15日 | ドラマ感想
第9話「最後の一日運命は変えられる」。
タイトルに期待してたのに~
悲しいです。
亜紀(ともさかりえ)が消える瞬間にひゅーって風が吹きました。
いつものギャグであってくれー!って思ったのですが、
振り返ったら・・・

本当に神はサイコロを振らなかったんですね。
運命は変えられない。
でも彼らに会ったことで、ヤッチ(小林聡美)、菊介(武田真治)、亮くんのお父さん(鶴見辰吾)は前向きに生きていこうという気持になれましたよね。
402便の他の家族たちもそれぞれ想いを伝えることができたという意味ではハッピーエンドかな?

結果は悲しいけれど、加藤教授(大杉漣)の理論では見つかるはずの機体の残骸は見つかっていない。
ということは墜落は免れたわけですね。さすが哲(山本太郎)!
きっと別の世界で哲はヤッチと結婚し、アッチは菊介と恋愛を楽しんでいることでしょう。
パラレルワールドを信じてみようという気持にさせる最終回でした。

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